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上海で建築家 安藤忠雄を訪ねてみる①

日本の建築家で世界的に有名な安藤忠雄先生
NYやパリで活躍する一方
中国でも実は人気があり建築作品があるんです

僕が知る中で上海には4つは手掛けた作品があります
他にもあるのかわかっていませんが
今回は上海の北に位置する嘉定区にある
上海保利大劇院

F1サーキットの近くで
無人タクシー運営開始した地区です
上海の新興住宅地が立ち並び瞬く間に都市へと
発展しているエリア

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市内から地下鉄11号線で行ける
地下鉄11号線は途中で2つに分岐する
F1サーキット側ではなく嘉定区北に行く側
分岐して1つ目が白銀駅 で下車

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特に何もない駅 モールとかもない駅です

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1番出口から出て1階へ

そこから歩いて20分~30分東に進みます
タクシーだと5,6分

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駅前の道を真っすぐ歩くと着きます
このエリアは畑や何もない土地に新しく街を
作ったのでかなり広く
まだまだこれから発展する気配

車がないと生活が不便なエリアでもあります
嘉定区の市内は北に行ったところで少し離れてます

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道路沿いに上海保利大劇院が見えました

コンクリート建築をガラスで覆った感じです

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大きな穴が特徴的で直線のラインが
突き抜け不思議な造形

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大きな穴にはエスカレーターが斜めに大胆配置
ガラス中のコンクリートが綺麗に見えている

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裏に回ると大きな人工池があり
安藤忠雄建築のデザインらしい水との調和
いびつな穴には直線的なデザインと
建物のガラスサッシラインがシャープに
綺麗に並び不思議な印象を与えてくれます

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機材の出入り口もお洒落にデザインされてました

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コンクリートの打ちっぱなしは綺麗ですが
手入れが難しい
特に中国の汚い空気汚染下の都市では
汚れも雨の跡も気になる
日本に比べるとはやり近くで見ると
汚いのは仕方ないですね
ガラスで全体を覆うのは正解な気がします

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しかし一歩中に入ると別世界
外の直線とは違い曲線を多用しています

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中は本当に美しいデザインです

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水辺を背にした舞台
ちょっとした階段が椅子になり
今にも何かが始まりそうです

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大きな穴の部分も外からでは感じない計算された
曲線のラインが綺麗で空間に
飲み込まれそうになります

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光と影のコントラストに魅了される
安藤忠雄の建築は
ここでも威力を発揮していました

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本当に綺麗な空間です

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夜は夜でとても幻想的になります

ちなみに地元の人にはこの建築を
チーズと呼んでました(笑)
トムとジェリーに出てきそうなチーズに似てるから

2021年春に市内で世界を巡回している
安藤忠雄展があり
コロナ化なのに15万人を動員した人気ぶり
急きょ秋に北京で追加展示が開催された

中国でも安藤忠雄建築は人気が高いらしく
上海以外にも広東省仏山市にある
和美術館も手掛けている

上海に建てられた他の安藤忠雄建築を
見に行きたいです

中国って面白い!
noteでも沢山の安藤忠雄建築の記事があります





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