25年の歴史とともに『Wake-up Call~目覚めるとき~』の感想を5000文字で書いてみた!
今日は2023年10月25日発売される
モーニング娘。'23 NEWシングル
『Wake-up Call~目覚めるとき~』の
楽曲を聞いた感想を個人的にまとめていきます。
「Wake-up Call~目覚めるとき~」のPromotion Edit
作詞:星部ショウ
作曲:大久保薫/星部ショウ
編曲:大久保薫
MV Director : AsakaKishida
MVを聞いた初めての感想
MVを聞いた初めての感想
先日、モーニング娘。さんは26年目の歴史に突入したわけですが、
この曲を聞いた時は本当楽曲の瞬発力?疾走感?に圧倒され
ほぼ一瞬で終えた感覚でした。
ファンなら「あっ!あの歌詞ってあれじゃん!」って
箇所がめちゃくちゃ多くて、、
モーニング娘。の歴史箱(おもちゃ箱みたいな)ものを
ひっくり返したような感覚でした。
それこそ25年分の歴史を4分16秒にまとめるなんて
無茶な話だけど、MVの場面転換も激しく
かなり密度の濃い作品だと思います。
譜久村リーダーを筆頭に最新の17期メンバーまで、、
常に前を向き、過去の栄光?に執着することなく
がむしゃらに突き進むかっこよさをサムネイルからも感じます。
スタートのイントロ部分の世界観はどことなく
70〜80年代のサーキット場で聴こえてきそうな…
どことなく何かの映画??で耳にしたことのあるような懐かしさと
カーアクションシーンで耳にしたことがあるようなかっこよさを感じます。
直近で言えば、#ベイビードライバー の世界観。
どことなく譜久村リーダーの卒業が近づき
更なるメンバーの成長や♫「新時代の幕開け」を連想します。。
気になるタイトル
この曲のタイトル「Wake-up Call~目覚めるとき~」
Wake-up Call を直訳するとよくホテルなどで
「モーニングコール」という意味で使われています。
彼女達のデビュー曲がモーニングコーヒーであったように
語呂合わせでどことなく近い気がします。笑
1、2文字違い?
この曲がもし「モーニングコール~目覚めるとき~」だったら
そもそも歌詞が曲のテンポにハマらないけど、(笑)
人間の力(マンパワー)が目覚めるタイミングは朝夜関係ないっていう
意味ではドンピシャにはまってますし、Wake-up Callの方がカッコいいです!アドレナリンが出る感じっていうのかな?
モーニングコーヒーを「モーコー」と訳すファンもいるみたいなんですが
こっちも直訳意味すると「モーコー」なので、「第2のモーコー」ですね!
個人的に気になった音
獣のような雄たけび?
冒頭「ウゥー」と雄たけびを上げているような音が聞こえます。
朝を待つオオカミのような風に個人的には感じて
過去の楽曲「♫Moon light night ~月夜の晩だよ~」のライブで
オオカミのシルエットが使われていたのを思い出します。
このMVにも月が登場するようにメンバーの内に秘めた感情の
「目覚め」と「覚醒」と「進化」を感じます。
ガラスが割れる音?
そして直近の曲で言えば「扉をノックする効果音」が入ってる
『Teenage Solution』などの音遊びがある楽曲がありますが、
この曲では、数回ガラスが割れるような音が収録されています。
これも彼女たちの個性やグループの秘めた可能性、アイドルはこうあるべき
みたいなアイドル像を打ち破る?ぶち壊すようなかっこよさがあります。
殻を壊すって意味で言えば、ハロプロエッグやハロプロ研修生のような
アイドルのタマゴが殻を破るっていう意味にも繋がるかもしれませんね。
アイドルソングでこういった音が入っていると、かなり差別化されていて
個人的に好きです。
引き継がれるフェイク
最後にフェイクですが
この楽曲では野中さん、北川さん、小田さんのフェイク箇所があります。
彼女達の格好良さが十分すぎるほど感じますが、
よく耳を傾けてみると、野中さんには鞘師さん。北川さんには佐藤さん。
のような声質のDNAが引き継がれてるように個人的に感じます。
歌詞を過去のMVと共に考察していきます
ではここからは歌詞を1つずつ考察していきます!!
これはもう・・
つんくさんの作り出すアイドルソングではお決まりのフレーズですね!笑
ここはどことなく、この歌詞は共感する女子が多そう。笑
会社とかにいますよね。。お局みたいな言いたい放題の人?上司とか。。
どことなくこの曲の主人公に近い印象。
こんな風に4つのフレーズを並べる感じはこの曲かな?
(♫怒ってるって 腹減るって 笑えるって 泣いてるって見たいな)
人生ってほんと山あり谷あり色々。。
けど嘘だけはついて生きたくないという強い決心が
このフレーズから伺えます。
(なかなか難しいけどね・・・)
ここで個人的にグッと来たのが
「人生を愉しむ時だね」の「愉」の漢字
与えられたことを物理的に「楽しむ」ではなく、
自分自身の気持ちや思いから感じるたのしい状態を指す
「愉しむ」という漢字を使うあたり深いと思う。
“つまり人生楽しんだもん勝ち”ってことだと思うんだけど
♫悩んでも1時間 楽しんでも1時間〜 ってことだと思うので
下記の曲みたいなとても前向きな感じが好きです。
そして直感を信じて、
感じたまま、少しだけ時間を忘れて?時には抱える荷物を置いて?
今は楽しもう!っていうのがいいですね。
「夜の底で 朝を待つ誰かの心 私が照らしてあげる」
ある人は、モーニング娘には毒があってメンタルが落ち込んだ時に
ハマるものだと言っていました。
確かに・・・娘。曲には雨とか涙とか、悲しい女の子が
登場する曲が多いです。
夜の寂しさ、切なさを叫んだり、人間関係に悩むような曲もありますからね。。
でもそれと同時に
モーニング娘。って直訳すると「朝娘。」な訳で悲しい曲ばかりでなく
朝、東の空から登る「太陽」を連想される元気な曲も多くあります。
まぁ〜強い口調の女のもいますけど。。笑
なので。。
いかにもセーラームン?というかプリキュア?というか、、、
娘たちが元気やパワーを届ける。
そんな女戦士の捨て台詞感があり、娘の決意表明感があって
かっこいいです。
このラップは25年の歴史を歩いて来た娘たち
だからこそ歌える歌詞だと思います。
どことなくアイドル戦国時代や全体的なCD売上の減少などが絡んでそう。
それにしても曲名が歌詞に入ってるのが面白い。
「女らしく」「男らしく」とかはこの辺かな?
メロディーラインが特にカッコよく。絶対的エースの安倍さんが卒業した
ことによって娘自体も転換期に入った印象のとこ。
男と女の駆け引きを歌った曲はこちら
「心の真ん中覗けば」はこちら
「オリジナル」といえば ♫その場面でビビっちゃいけないじゃん?とか
「小宇宙」に関してはもうモーニングの楽曲あるあるの宇宙曲達
(♫でっかい宇宙に愛があるもいい曲です!!)
歌詞通り、生きていると人間っていろんな感情を抱きますよね。
青春時代は特にそれが目まぐるしく変化します。
反抗期というのかな。。。
『変わり続ける それはきっと変わらない
誰にだって カラフルな可能性』
この歌詞はもうモーニング娘。の自体のシステムを表してるように思う。
加入と卒業を繰り返していき、、10人中8人がほぼ新人だった時代。
アルバムタイトルにも「カラフル」ってあったし。。
「着替える」ってワードセンス。
改めて考えると、ただ単に新しいものにするってことじゃなくて
♫Happy大作戦の “文化継承” するというか
♫涙ッチの “終わったことを引きずらないで”
生まれ変わろう。アップデートしよう。
後悔しても、失敗しても、何度だって立ち上がって
ぶつかって、次こそ?“明日をこっちのペースに巻き込もう”
って感じで好きです。
もう「着火」にしてはラップパートのこれ一択。笑
ここMVで
「何度だって生まれ変わろう」を新人の最年少弓桁さん。
「導火線に着火してあげる」を新人の井上さんが歌う所が面白い。
この歌詞 「私たちのWake-up Call。」
娘。(ハロプロ)特有の16ビートとか幅広い楽曲を指しているのかな?
「つまらないなんて冷めてないで そりゃ君次第 こっちに来なさい」
1度聴いただけで判断するんじゃなくて、
いわゆる何度も聞いて徐々に娘。の沼にハマりなさい
(ファンになってくれたらいいな)って
言ってるように感じます。
MVでは生田さんが担当しているけど、絶妙にかっこいい!
この「ファンデーション」ってのは、
言葉遊びから来ているかも知れませんが
メンバー達の顔(個性)から来ているのかな?
総勢47人が襷を繋いで歩いてきたみたいな。
メンバーや時代が変わって、歌声は変わっても
揺るぎない信念みたいなものは変わらない的な。
「手を繋ぎ」に関してのMVで印象的なのはこれ、
久しぶりにオリコン1位を取った曲だと認識している。。
この曲が紅白に出場した最後の曲。。
で、ちょい数年前に話題になった娘。の代名詞。である
「フォーメンション」ダンスはこの時代の楽曲あたり
50枚目のシングルでも話題になったし、
この「One Two Three」も
歌詞にしっかり入っていてインパクトが強い!
MVでは16期メンバー櫻井さんの表情管理が特に良い!
ってか、数人のメンバーがカメラの前で
色々表情を変えるMVはどれも個性的で面白い。
今回のはまるで平成というかプリクラを撮っているかのような印象。
「アゲてやる人生のモチベーション」
いつの時代も常に進化する娘。達ですがどの時代も
ファンを楽しませる、魅了させる、熱意を感じる歌詞になっています。
あとはもう説明不要でこの曲達でしょ!
エボルーションはツアータイトルにも使われていましたね!
「未来へ前進」といえば
モーニングのコンセプトで大切にしている「笑顔と元気」といえば
この曲とか♫「元気+」あたり
「生きてる全員コングラチュレーション」とか
皆平等に肯定してくれてるのいいな。
そして牧野さんがMVで爪痕を残すインパクトのある
「Zero」はこれかな?
「さぁ踊ろう!」はこの曲の吉澤さんの台詞っぽいし
Dance!×5 は 振りはザ☆ピ〜スっぽいですが
♫「DANCEするのだ!」っていう懐かしい曲を連想します。
最後に色々まとめましたが、、、疲れました!!!!笑
それにしても結果いろんなジャンルの曲を歌い継ぐ
モーニング娘。ってやっぱかっこいいですね!
初期から応援している身としては
モーニング娘。と出逢って
こうやってブログを書いていても
書きたいことがまとまらず、、
25年分の歴史と重みと
常に自分の人生とともにいた存在なんだと再実感。
今までも、そしてこれからも長く愛され続ける
グループと幼少期から出逢えたことに
改めて「人生って素晴らしい」と感じる時間でした。
それでは最後まで読んでくれてありがとうございました!!
コロナ禍でステイホーム中に、改めて実感した歌詞の深さにしみじみ。。。
PS.これまで貴重な青春時代を娘。人生に捧げてくれたメンバーに
感謝の気持ちとこれから先もハロープロジェクトが30周年、、、
と言わずずっと永遠に多くファンの人に愛され続ける存在でありますように。
終わり