ちょっと違う観点で!データの考え方(データはプロダクトとして管理されるべき)
Teradata社が同業者と違う点は
“1.データの観点”、“2.システムの観点”、“3.データ活用の観点”
の3つの観点からお客様のデータ活用を支援できる点です。
過去の記事は『2』の観点から我らのVantageの良いところをお伝えしてきましたが今回は『1』が主題になります。
そもそも社名が「Teradataであり、Teradata Systemではない」
事から創業者は“Data”に思いを馳せて社名をつけたんだろうと想像します。
では、テラデータのデータの考え方について下記のスライドをご覧ください
私はよくData Lake=ダム、DWH=貯水池というたとえ話をしますが同じ考えだと思います。
あと私はタンスの話もよくします。
いかに使いやすいタンス(DWH)があっても、中身(データ)を整理しておかないと出かけるときに(分析する時に)使えないと!
だから整理して収納しておくべきだと。
Teradata社はDWHをVantageに進化してきたのと並行して、このデータを整理・統合する為のノウハウとツールも並行して進化させてきたんです。
その一例が “ロジカルデータモデル(LDM)” です。
よくDWHの中身(Table)自体がモデル化されていると誤解されますが
そうではなく、机上でモデル化して実装する為の“設計テンプレート”です。
当然、業界ごとにビジネスが違い発生するデータも違うので、業界ごとの 設計テンプレートを持っています。バージョンアップもしています。
例えば
ライフサイエンス業のお客様向けのモデル(Life Science Data Model)
は製薬会社で発生する全てのデータをカバーしていて
それぞれのデータをLDMの
・大分類(サブジェクトエリア)
・中分類(エンティティ)
・小分類(アトリビューション)
を道しるべにして整理していくイメージです。
私は実はこのテラデータの “1.データの観点”のサービスが一番の魅力だと思っていますが、最大の壁は
“データの整理・統合に費用をかけるのは日本では理解されていない”
という風潮です。
確かに、石油の精製・水のろ過は機械がやりますけど、データの整理は結局
マニュアル作業ですから。。
でもDX、本気で進めているんですよね、と伝えたい。