社内SEのお仕事-事務職と管理職とIT #20
この記事は社内SEのお仕事に関心がある方、なってみたい、その役割を担う方に向けた記事です。
社内SEのお仕事とは
社内SEのお仕事は企業や規模によって役割が違ってきます。
主に以下のとおりです。
・自社システムの開発
・自社システムの運用保守
・社員のヘルプデスク
私の場合は、システム部門の人数が少なく、開発は外部に委託していましたので運用保守やヘルプデスク業務が主でした。
会社の承認を得て、システムの導入および運用の推進を行うような立場です。
いわゆるシステム管理者です。
システムの導入が決まると、
1.システム業者と打ち合わせ
2.システム業者と一緒に導入作業
3.啓発活動
4.保守運用
といった流れでお仕事をしていました。
社内における問い合わせの窓口は私に一本化されていましたので、エラーや障害の原因を切り分け、最速で対応することを心がけていました。
自分で対応できる事は対応し、できない場合はシステム業者へ素早い連絡を行い、早期解決に繋げるために詳しい情報を収集・伝達していました。
現場が一時的にシステムが使えない場合などは、代替処理の指示を行います。
社内SEの厳しさ
自分がパソコンやアプリ、社内のITにおける砦であり続ける事です。
企業によっては社内でITの面で頼れる人がいません。
だから、現場から尋ねられたことに軽々しく「わからない」と言って匙を投げてはいけないのです。
自分が解決できなかったら他に誰も解決できません。その場では分からない未知の事でも、調べたり、協力会社を使ったりして自分がなんとかしなければなりません。
現場からの質問、機械のトラブルに振り回されがちで何でも屋として扱われることもありますので、業務やITはもちろん通信やハードウェアなど幅広い知識が必要です。
また、システムを止める事は会社の動きを止めることになります。
常に何の問題もなくシステムを動かしておかなければならない責任が大きい仕事でもあります。
社内SEに求められること
コミュニケーション能力
真っ先に挙げるべき能力はこれだと思います。全社員と隔たりなくコミュニケーションが取れる事が大前提です。
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