パソコンの選び方 ①前編- 事務職と管理職とIT #21
パソコンのお仕事をしていますと、どんなパソコンが良いかと尋ねられることが多いので、今回はパソコンの選び方についてお話します。
標準的なデスクワークや、自宅でネット検索や資料作成を必要とする方を基準にお話しています。
ゲーム用やデザイン、高度な動画編集などクリエイターさんにとってのパソコンはそれぞれの作業に合わせた性能が必要なため、今回のお話には含みませんのでご容赦ください。
1.ストレスがないパソコンのポイントは3か所
パソコンを机で作業する人に例えると上図のような表現になります。
仕事をする肝心な頭脳=CPU
作業を同時に行うための机のスペース=メモリ(RAM)
写真や書類などのデータをしまう場所=HDD(SSD)
最初にCPUのお話をします。
一番大事なのが頭脳です。選んだら替えが効きません。
では、どうやって選んだらいいのか?
CPUにはいろんな種類がありますのでその選び方をお話します。
CPUは大きく分けて「Intel」と「AMD」という2社があります。
パソコンにシールが貼ってあるのを見たことがあると思います。
それでわかります。
「Intel」
Celeron<Pentium<Core i3<Core i5<Core i7<Core i9
「AMD」
Athlon<Ryzen 3<Ryzen 5<Ryzen 7<Ryzen 9<Ryzen Threadripper
性能、価格ともに「安い<高い」となっています。
おすすめするのはCore i5、i7、Ryzen 5、7あたりです。
IntelとAMDどっちが良いかと聞かれると、目まぐるしく変わる今時点での性能や自作PCなどの用途、予算によって変わってきますので、それほど悩まずに良いと思います。
安いパソコンで“おっ”と目に飛び込んでくる場合CeleronやPentiumの可能性が高いです。
「どれもそんなに変わらんやろ」
と思うのは間違いで、だいぶ違います。
それに、パソコンの寿命は5年くらいですが、それぐらい長く使うつもりで買いますので数年たっても快適に動いてほしいはずなんです。
“動けばいい”と思って買うのはお勧めできません。
上の図でわかるように、脳みそは取っ替えができません。机は足したり増やしたりできますが脳みそに当たるCPUだけは買った時の性能のままなので良いに越したことはないのです。
メモリ(RAMと表記されることもあります)はWindows11で推奨が4GB以上ですが最低でも8GBは欲しいところです。
仮に4GBしかなくても後で増設することもできます。でもたまに増設できない機種がありますので事前に確認をしてください。
引き出しにあたる部分HDDですがSSDという種類をお勧めします。これによりパソコンの速度がかなり違います。
SSDはHDDに比べると高価で容量も少ないのですが最近はクラウドが主流なためパソコン自体にそれほど容量を必要としなくなってきました。
500GBぐらいのSSDがあれば大体は事足りるのではないでしょうか。
それでも容量が必要な方は、CドライブをSSD、Dドライブを大容量のHDDにすると安心ではないでしょうか。
2.長持ちするパソコン
みなさんもれなく長持ちするパソコンが欲しいですよね。必ずと言っていいほど「どこのパソコンがいいの?」と聞かれます。
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