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Sigma BF、美しすぎるが、ハードルが高すぎる、唯一無二のカメラ。

すごいカメラが出ました。フルサイズが出るとの噂でしたが、FOVEONのフルサイズはまだ無理だろうとの大方の噂通り、裏面照射のCMOSで出してきました。

しかし、この振り切ったデザインは凄すぎる。各社売れ筋のレトロデザインに走る中、ここであえてのアルミ削り出しモノブロック。ライカTLも凄かったと思いますが、物理ボタンでの操作性も考慮しながらここまでシンプルに仕上げ、天面はシャッターボタンだけ。もちろんホットシューは無し、マイク端子も無し、手ぶれ補正も無し、さらにメモリスロットまで無くして230GBの内蔵ストレージのみ!という潔さ。無機質で機能的なバウハウス思想を貫いたようなデザイン。デジタルカメラというものを再構築し、まるでコンセプトモデルをそのまま市販化したような新生Sigmaの姿勢には感服、素晴らしい、拍手喝采です。

シグマBFとライカTL2

ボディーカラーはシルバーとブラックの2色ですが、ここは絶対シルバーを選びたいところ。シルバーボディーのために、9本のレンズのシルバーバージョンを発売する肝の入れようです。

シルバーを選ぶとなると、当然レンズもシルバーで揃えなければ意味がない。美しすぎるが、ハードルが高すぎる唯一無二の最高のカメラだと思います。

気になるのは本体の価格設定。B&Hでは$1,999.00、約30万円で予約受付中。しかし国内の価格はというと、シグマオンラインショップで385,000円、国内製造なのになぜ?と。続報を待ちましょう。

https://www.bhphotovideo.com/c/product/1881809-REG/sigma_c47900_bf_mirrorless_camera_silver.html


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