re:Invent 2022 旅行記 -Just Plane Smart-
今年、ついにAWSの年次カンファレンス、re:Inventに現地参加する機会を得ることができました(会社に感謝)。現状では、最初で最後の参加であると思っているので、旅行記をまとめたいと思って、筆を取りました。なお、タイトルだけとりあえず考えたら、全6 7話になったので、お付き合いいただきたい・・・。
前回の話
SFOにたどり着いたところで、力尽きました。すみません。
今回は、SFOからLASまでの話です。
入国審査
無事に着陸し、とりあえず通信をと・・・iPhone SE 2nd Genの機内モードを解除します。出国前に、SORACOMさんのSoracom Mobileをセットアップしておりましたので、電波拾ってくれまして、普通に接続できるように。おおーと降りながらちょっと感動。
さて、問題は入国審査です。ビジネス目的だと、めっちゃ色々聞かれるよという話を成田で入手していましたが、Sightseeingと言って通るかな?(後で聞いたら、Sightseeingっていうと、お前嘘だろう、ビジネスだろうと突っ込まれる事案が発生したとか)、Combatなんて言ったら、銃を持った人たちに囲まれかねないので、無難にビジネスと言って、通過することにしました。
入国審査官で対応に幅があるみたいで、すんなり通る人や、係員がブースから出てきて色々やっている人とかいました。
うーん。すんなり通りたいよ・・・。と思っていたら自分に順番が・・・。
パスポートを渡して、顔写真撮られて、何しにきたとか色々聞かれたんですが?まあ、聞き取れない。ラスベガスとか泊まるホテル(Mirage)とか回答してたんですが、最終的には、お前いいや行け・・・ぐらいの勢いで、突破しました。
・・・ポケトーク用意してたんですが、使えませんでした。
荷物をピックアップして、USBケーブルを取り出して、一息ついたところで、国内線乗り継ぎ(Domestic)へ。
そこにツアー会社の方がいて、とりあえず流れを聞きます。
私は、成田で、荷物の最終目的地をLASまでにしてもらったので、連携用の荷物預けで預けられるよ?って聞いていたので、その手続きをしようとしたら、係員にサウスウェスト?ここじゃできないよ!、向こう(サウスウエスト航空のチェックインカウンター)でやって。と言われました。
聞いてる話と違うーと、ツアー会社の方を捕まえて聞いたら、そんなわけはない・・・と言われて、聞いてもらったんですが、やっぱりダメで、成田でLASにしてもらった苦労はなんだったんだ・・・になりました。
チェックイン開始までは3時間近くあったので、その間はキャリーバック転がしながら過ごすことになりました。
お買い物
とりあえず国際線ターミナルの3F(到着ロビーは2F)で過ごすことにしたのですが、まずはミッションがあります。そうです。忘れてきたモバイルバッテリーの入手です。
ツアー会社の方に、3Fにコンビニっぽいものがあるという話は聞いていたので、3F(LEVEL3)に行き、お店を探します。
まず入ったのがHudson Newsというお店。
奥に行くと、充電器やUSBケーブル、イヤホンとかはあったんですが、モバイルバッテリーはなく・・・、店員さんに拙い英語で、モバイルバッテリーが欲しい!と言ったんですが、ここにはないよと言われて、退散。
続いて、その横にあったBrookstoneというお店に行って、モバイルバッテリーない?と拙い英語(単語並べただけ)で聞くとありました!!!
まあ、色々あったんですが、そこまで高いの買わなくていいだろう(よく考えると、それでも高いの買った気がする)と思って、以下のモバイルバッテリー(買ったのブルー)と
BelkenのType-Cケーブル付きUSB充電器(以下と同じやつ)
の2つを書いました。決済はカード、しかも何故かカード差し込んだらダメで、VISA Touchで決済(しかも初)となりました。
税込で$98.41 でした。入国2時間で$100使うダメな人です。
トランジット中の過ごし方
メインスマホの充電ができるようになったところで、色々と活動してみることにしました。
まず、SORACOMのエバンジェリストがユナイテッド航空乗り継ぎ(いいなぁ・・・スターアライアンス)でSFOにいるのを観測したので、探しに行きましたが、保安検査突破していたみたいなので、会えず(夜LASでお会いしましたけど)w
その後、JAPANツアーの他社の方と名刺交換しつつ(前職でお世話になってた会社だった)、行動をご一緒させていただきました。
本当にありがとうございました!
時間になったので、サウスウエスト航空のカウンターへ行き、チェックインです。
これ噂のサウスウエスト航空かー。と軽く感慨にふけります。ちなみに隣はJet Blueでした。こちらも有名なLCCですね。
チェックインするにあたり、同じ便に日本人が何人もいるということで、気を利かせて、チケット発券しておいてくれたっぽくて、それを受け取り、さらにチェックインもまとめてできる(それはそれでいいのか?と思いつつ)みたいなので、やってもらい。
荷物預けて、さらにチケットをもらって(なので、この時点でチケット2枚)チェックイン完了。
カウンターにいた皆さん、ほんと気さくな感じで、サウスウエスト航空を感じられたチェックインでした。
身軽になったところで、Air Trainというターミナル間を走る、日本で言う新交通システム的なやつに乗って、ターミナルを一周してみました。
ちなみに、レッドラインとブルーラインがあって、レッドはターミナル間をループ、ブルーは、途中に駐車場に行くもので。ブルーだと片道30分ぐらいかかるということで、とりあえずレッドラインで楽しめました。
Air Train乗りつつ、こんな感じで写真を撮ってました。
その中の1枚、帰ってきて写真みて気づいたんですが、この写真に写ってる(ブレブレですが)飛行機、訓練用の飛行機なんですが、これ元ANAのボーイング767-300(JA8275)なんですよ。航空写真家のチャーリィ古庄さんの本で出てきて、存在は知っていたんですが、映ってると思わず(おい)w
くううう、ちゃんと撮れていないのが残念すぎる。
ちなみにそれを教えた人のブログが出てきたので、リンク貼っておきますw
空港を巡った後、保安検査場に。
そして、ここでボディスキャナー初体験でした(帰ってから調べたけど)
靴脱げ、ジャケット脱げ、なんか入れてると、ダメって言われてやり直し。
左肩と左のズボンのポケットになんかあるだろ警告が出て、ボディチェックもされる感じ。
左肩と左のズボンのポケットになんかあるだろ警告 は帰りも出たんですけど、一旦何・・・w左のズボンは内ポケット的なのがあったので、それかなと思ったんですが、左肩は謎。
とまあ、色々ありましたが、なんとか突破します。
この辺りでお腹が空いたので、Bun Meeというお店で、ヌードルと伊藤園のおーいお茶($3って)を買い、昼食に。
スープないぞ、ハラペーニョ入れるけど大丈夫?というのを全部Yesと答えてたら、なかなか食べ応えのあるそして、めっちゃ辛いヌードルでした。(例によって写真がない。)
そういえば、チップ払うようになってましたね。せっかくなので払っておきました。
それでも時間あったので、ターミナル内を撮影し、席でウトウトしてたら、搭乗時刻になりました。
写真、いずれもガラス越しなので、かなりボヤっとしてます。
(すでに3000文字近いぞ)
サウスウェスト航空搭乗
さて、サウスウェスト航空、WN867便への搭乗です。
前々回で記載しましたが、サウスウエスト航空は自由席です。
つまりは、早い者勝ちなわけです。
だからと言って、ゲートオープンしたら、ダッシュで機体に向かうというわけではなく、以下のような感じになっていました。
ちなみに、重量バランスとか気にしなくていいのかな???って思ったり思わなかったり・・・。
BOARDING GROUPがAからCまであり、
GROUP Aから順に呼ばれる。
GROUP Aの中も、POSITIONがあり、
1-30、31-60に分かれて搭乗する。
搭乗ゲート前に、GROUPごとに1-30、31-60で2列作り、その列も、
1-10/31-40、11-20/41-50、21-30/51-60 で区切られていました(列5人単位だったかも)。
これはどこまで守れているか怪しかったですがw
GROUP分け搭乗自体は、日本でも行われているので、まあわかるんですが、POSITIONは初体験でしたね。
搭乗機は、ボーイング737MAX8で、調べたところ、最大175名搭乗可能とのことなので、Group Cは55名までになりますね。
https://www.seatguru.com/airlines/Southwest_Airlines/Southwest_Airlines_Boeing_737_Max_8.php
私のチケット(2枚出たうちの1枚を撮影したものですが)は
BOARDING GROUP C
POSITION 6
なので、全体だと、126人目となります。一緒に来てた方もCばかりだったので、きっと日本のツアーの方はほぼCだったんじゃないかと。
ああ、これは3列真ん中しか余っていないだろうなぁ・・・っと思いながら、A、Bの順で呼ばれていくのを眺めていました。
そして、いよいよGROUP Cが呼ばれて、パスポートとチケット見せて、ゲートを通過して、機内に入っていきます。
機内に入ると、定番の3-3アブレストの座席が続いています。
真ん中席ならどこでも変わらんかなぁ・・・と思って、後ろへ進んでいくと・・・。
あれ?3列まるまる空いているぞ!!!これは奇跡だ!、これは座れということだ!
ということで、ここぞとばかりに窓際席を確保したのでした。
まあ、1時間半のフライトですし、真ん中席覚悟で、ちゃんとトイレにも行っていたので、大丈夫だろうと。
座席に座ると、EOS R6についてたレンズをRF50mm F1.8 STM(軽いので放り込んでいた)に付け替えて、機外を撮影したりしていました。
しばらくすると、客室乗務員の皆さんによるセーフティーデモが始まり(シートにも機体にもモニターなかったので)、機体が動き出し、しばらくの後、すっかり暗くなったSFOの1L滑走路(多分)からTake Offしたのでした。
機体は一旦北に向かって離陸後、旋回し、南に向かいました。離陸したばかりのSFO上空を過ぎ、しばらくすると、家の灯りがどんどんなくなっていき、山岳地帯に突入しました。
機内サービスがあって、スナック菓子と飲み物が出たので、いただきつつ、機内Wifiもあったみたいなんですが、別にいいかと利用しませんでした。なんかビジネス利用?プランは無料だけど、普通の人は有料だよと書いてあったと思います(写真撮れ事案)
そうそう、客室乗務員がほんと多彩でびっくりしました。太めのBlackの男性の方が、チーフパーサー勤めてて、男性2、女性1の構成だったかな。日本じゃ絶対ないなぁーって思いながら見てました。でもアメリカって感じがして良かったです。
機内アナウンスは無論英語だけど、きっとこれから離陸するよとか、もうすぐ着陸やでって言ってたんだなと思います。
基本的には、サインやらチャイム世界共通ですしね。どちらかと言えば、こっちの方が本家な訳ですし。
そんなことをしていると、急に街明かりが見えてきます。
「おお、翼よあれがラスベガスの灯か!」とリンドバーグの言葉をパクりなセリフが頭をよぎった人です。
ラスベガスの上空を西から侵入し、そのまま着陸・・・ではなく、一旦、LASの南を通り過ぎ、一旦街外れ?まで飛行したのち、ぐるりと西向きに旋回して、そのまま着陸となりました。
今考えると、何も考えずに座った席、めっちゃ良かったなと思います。
着陸中、同じくLAS着陸ルートに乗っている飛行機が何機も見えて(着陸灯だけですけど)あって、さすがアメリカだな・・・って思いましたね。
着陸後、空港内をターミナルに向かっている間に、KONAMIっていうネオンが見えて、あのKONAMIだよね。なんだろうと思ったら、Konami Gaming Inc,というのがあるんですね。(調べました)
しかしまあ、ターミナル着く間も、ひっきりなしに飛行機が離陸していくのは、さすがアメリカだな・・・って思ってみました(2回目)
ターミナル着いて、いざ降機で機外に出る時に、コクピットのドアが空いていたので、写真撮りたかったなぁ・・・と思ったのはマジです。
ホテルへ
荷物を受け取ると、ツアー会社の方に連れられて、バスに乗り込み、ホテル(Mirage)へ。
LASで、re:Inventのレジストレーションできたみたいだったんですが、集まったらホテル行きたいんですよ。ぐらいのことを言われて断念。
バスに揺られて、ラスベガスの中心街を・・・ではなく、東側にある高速道路を北上し、ホテルへ。名だたるホテルを裏から見てました。
ホテルに着いたら、ロビーでチェックイン。係の方が、翻訳ツール使ってくれたのはちょっと助かりました。
そして、部屋について、定番の「ここをキャンプ地とする」をやり、長い旅が終わりました。
ちょっと落ち着いたところで、お世話になっている方が、Mirageの上階で懇親会開催していて、そちらへの参加表明していたので、参加のために部屋を出るのでした。
そして、話題のヌードルアジアにも初日から行くのでありました。
次回は、この旅行の目的(すでにタイトル詐欺状態)でもあるre:Invent話になります(でも総括なので1回だけです。)
P.S. 名前、Kenichiroなんで、外国の方には、けにちろうって言われるんですよねー。久々にネイティブに聞いて、地味に嬉しかったです。