KickrBike V2について

どうも初めまして。常時スプリントしか頭にないkeni.munemituです。
2023年1月にKickrBikeV2を購入したので従来からの違いも含めてまとめておきます。かなり長いので目次から飛んでください。

あまり参考にならないkickrbikeV2 / kickrV5 スプリント比較動画


■KickrBikeの特徴・メリット

・静穏性が高い

wahoo kickr V5が大体 巡行:55db、スプリント64dbに対して

kickr bike V2が 巡行:45db、スプリント55db程度でした。

また、振動もあまり無くリビングにいた嫁には
「え?スプリントしてたの?」
と言われました。(いつもうるさいと言われてたので)

ただ真上にいる息子は
「まぁ大分小さくなったけど音は聞こえるよ」との事

また、スプリントしてもあまりガタつかず
マットを動かすことがあまりありません。

・メンテナンスいらず

これに尽きます。

ちょっとでも調子が悪くなると敏感に反応するのにメンテナンスがド下手なので助かります。マニュアルにもきっちりメンテナンスフリーと書いてありました。最高。

・変速が瞬時に変わる

変速がボタン操作で一瞬で変わります。
あまりに一瞬で変わるので変速というより負荷をポンといきなり上げる。
という表現に近いです。

ワークアウトで△ボタン押して負荷上げたような感覚。あれに近いです。

ただ、攻めどころではクイックに反応出来るので
zwift攻略の観点ではGOOD。

ただ、ギヤ編成次第ですがいきなりガンと負荷が乗るので膝や腰にきます。

実際マーケン社イベントを出た後は膝が痛い・・・

乗り方やセッティングは慣れないと最初はきついです。

・負荷のかかり方が違う

負荷のかかり方が少しV5と違います。

一言でいうと重い。

うまくは表現できないのですがV5であれば「ぐっ」とトルクをかければ「ぐるんっ」と回りますがkickrbikeV2は「ぐっ」と踏んでも負荷がかかり続けます。

なので「ぐーっ」と回し続ける必要があります。
※これkickrbike使いならわかるはず

よって

出力の起伏が抑えらる。(効率化?)淡々と踏むのには結構いい。

がっと瞬間的に踏んでも押し返される。
※keniはこの踏み方なので改善中

ただしのしかかる負荷は相当なのでパワーは出やすい。

あと後述しますが、ハンドル・フレーム全てが
固定されてガッチガチなのでフィーリングはかなり変わります。

・以外と省スペース

121cm x 76cmとありますが実際おいてみるとハンドル下がほぼ空洞なので置いてみると以外とすっきりします。
V5だと全長が150cmくらいでしょうか。

・シフト編成が自由自在

シフト編成が
shimano機械式
shimanoDi2 synchro
SRAM eTap
SRAM mechanical
Campagnolo
から選択可能。

チェーンリングも1から3枚まで
大リングの歯数も35から70
小リングも10から47

カセットも9速~12速
各歯数も1速単位で設定可能。
プロファイルを保存しておけば
走行中でも設定が切り替え可能です。

フロントシングルも可能!

・フィッティングが自由自在で家族共有可能

フィッティングがとにかく自由自在です。

過去の自転車の設定を再現するのにかなり苦労しましたがワンタッチでいろいろいじれて沼れます。

今の自分の設定(記録出来るだけです)

また、家族との共有も可能で家族を巻き込むチャンスがあるかも?

娘の自転車練習がてらワトピアデートしてきました。

・結局レースに勝てるの?

細かい癖はありますが
結局精度は+-1%と高精度なんで
あたりまえですが自分次第ですね!
そのうちデュアルレコードもアップします。

備考:ハンドルは動かない

kickrbikeのハンドルは固定されており
旋回方向に動きません。
なので全く振れないので要注意です。
ステアリング機能はありzwiftでも使えますが
ハンドルのボタン操作ですので
実走みたい再現!とか思わない様に。

※zwiftでステアリング使用はかなりムズイ。


■KickrBikeのデメリット

・実走再現性が低い。

これにつきます。

傾斜は自動で変わるとはいえ
左右に微塵も振れない、
フレームはガッチリ、
ハンドルもガッチリ、
負荷のかかり方は重い
変速はノータイムで変わるので変速時のトルクのかけ方等テクニックがいらない。

実走の為の練習を重視するならばV6+kickr climbをおすすめします。

特にバランス感覚は全く不要なのでkickrbikeばかりで練習していた方は実走出た時バランス系体幹がへなへなになる可能性大です。

・自転車操作の面白みが薄れる

上記同様ですが自転車のってるー!っていう感覚ではないです。

やはりアタックやスプリントする時にシフトでガチャっと上げて唸るチェーンの音を聞きながら突撃するのは楽しいですね。

・高い

めちゃくちゃ高いです。
kickrbike V2(2023年1月時点)
販売価格¥540,000 消費税込¥594,000

wahoo kickr(V6)
販売価格¥187,550消費税込¥206,305

・(落とし穴)シフト編成、Di2 Synchroは詳細を設定することが不可


実際のDi2 SynchroではE-TUBEでどこのギヤまで来たらフロントのどこへと設定できますがkickrbikeでは不可です。

それと次フロントかわるよという「ピピーッ」ていう音もなりません。

なのでフロントに切り替わる時いきなりガクンと負荷が下がります。

勾配の変化時にこれがおきるときついです。

kickrbike使いはSRAMかフロントシングル設定が多いそうです。

■KickrbikeV1とV2の違い

・最大負荷が2200Wから2500Wに増強


 自分的にこれが一番大きいです。
そんなパワー出るわけねーよと思いでしょうがV1ではMAX1300W程度のスプリントでもクランクが折れたとかいう情報や3度壊れたなどという情報があるので耐久性の向上はシンプルにありがたいです。

・wifiに対応(有線にも対応)


 wifiによる接続に対応した為、反応速度がかなり向上しています。デュアルレコード等による比較ができてないのでわかりませんが大体

kickrV5+Bluetooth:2.5秒遅延
kickrV5+ANT+:2秒遅延
KickrBikeV2+wifi:1秒
有線:wifiとほぼ一緒

といった感じでスプリント時の踏み方はかなりシビアな踏み方ができてGOODです。

ただ欠点は2.4GHz帯を使用しているので電子レンジの影響を受けます。

なんで5Ghzじゃないねん・・・・

・その他

ODOで積算距離が見れたり、ERGモードが使えたり・・・

V2のみ?(V1もできるか不明)
ハンドルバー右上の上ボタンでZWIFTのアイテムを使用できる。便利!

ハンドルバー右上の下ボタンで反転できます。なぜこの機能わりあてた!

■購入した感想

かなり慣れはいりますがGOODです。
自分は12年前に怪我で実走を引退した身でして
zwiftオンリーですあればかなりアリです。

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