#スポーツがくれたもの
思えば私はずっとスポーツに関わって生きてきました。
小学校:野球
中学、高校:バスケットボール
大学:アメリカンフットボール
アメリカの4大スポーツのうち、3つをやったことがある、日本人では珍しいタイプの人間です。
きっかけは本当に些細なこと。
地元の少年野球チームの人数が足りないから入らないかと、同級生に誘われたことからです。
毎週日曜日に自分が通っている小学校の校庭で練習しているから、一度見学においでよ。そう言われて参加しました。
幼い頃から運動神経はよかったと思います。
いや、今思うと、『目で見た情報を体に落とし込む』のが上手かったんです。
人がお手本でやってくれたことを、目で見て、実際に体現してみるのが上手かったんです。
当時は自分で気づいていなかったですが、これはスポーツにおける技術向上にとても大きな役割を果たしています。
スポーツ上達が早い私は、順調に上達していき、劣等感に苛まれることもなく、スポーツがどんどん好きになりました。
平日は放課後でサッカー、バスケ。休日は野球に明け暮れる毎日。
少しぽっちゃりしていた体も、次第に筋肉質に変わり、滅多に風邪を引いたりしない健康な体になりました。
思えば怪我は多少したものの、大きな病気にかかることもなく、34歳まで生きてこれました。
これもスポーツのおかげなのではないかと思います。
役者をやり、モデルをやり、写真を撮り、プロデューサーをやっている上で最近特に感じるのは、【健康】の大事さ。
健康でないと何もできないんです。
やりたいことができなくなってしまうんです。
健康は普段気付けないけれど、とっても大事なことだと、最近つくづく思います。
大きな病気はなくても、偏頭痛に悩んでいる人、女性で言うと生理痛がひどい人、睡眠障害、低血圧。
これらがある時点で健康な人より活動できる量が落ちてしまいます。
そういう人たちを決して馬鹿にしているわけではなくて。
そりゃそんなに体調不良だったら機嫌も悪くなるよな。作業効率も落ちるよな。
そんなことを考えるわけです。
人として仕方ないよなって。
決して責めるわけではないし、むしろ理解しようと努力しています。
ただ、結果として作業できる量が違くなるのは事実なわけで。
そういう体調不良に悩んでいる方も数多くいるのも知っています。
幸い私はスポーツのお陰もあってか、代謝はよく、健康で、太りにくい体質です。
モデルをやっていると衣装さんにサイズ表(全身のサイズを測ったもの)を送るのですが、実は10年前から全身サイズが変わっていません。
30代になると出てくるお腹。出ていないんです。太っていないんです。
それもこれもスポーツのお陰なのではないかなと思います。
恐らくメンタル面とか、就職に有利だったりとか、色々な側面があるとは思うのですが、私が実感している#スポーツがくれたものは
『健康』
だと思います。
最近は全くと言っていいほど運動していないので、そろそろ運動しなきゃなと思っている30代男性です。