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カウンセラーとして起業したいが、何からしたらいいかわからない人の心理分析

「カウンセラーとして独立したい!」
そう思ったものの、いざ行動しようとすると、何から始めればいいのかわからない。
資格は取った、勉強もした、でも…
「実際にどうやって仕事にすればいいのか?」が見えない。

この迷いは、多くの人が通る道だ。
では、なぜ「何から始めればいいかわからない」と感じてしまうのか?
その心理を深掘りし、具体的な解決策を見出していこう。


📌 1. 「何をすればいいかわからない」という心理の背景

① 完璧主義による「準備不足感」

「もっと知識をつけないとダメだ」
「資格を取っただけでは不十分では?」
「ちゃんと準備しないと、プロとは言えない」

この完璧主義の罠にハマる人は多い。

カウンセラーという仕事は、「人の人生に関わる」という重大な責任を伴う。
だからこそ、「自分はまだ未熟では?」という不安が生まれ、準備を重ねることばかりに意識が向いてしまう。

しかし、これが危険なのは、「準備しすぎて動けなくなること」 だ。
実際には、どんなに学んでも、実践の場でしか得られないものがある。

「準備が100%整ってから始めよう」ではなく、「学びながら進める」ことが大切。
「カウンセラー」=「相談に乗れる人」ではなく、「人の変化をサポートできる人」

「知識を増やせば増やすほど、迷いも増える」ことを理解し、行動を優先することが鍵となる。


② 「失敗への恐れ」がブレーキをかけている

「もし相談者が満足しなかったらどうしよう?」
「うまくいかなかったら、どう責任を取る?」
「誰も相談に来なかったら…?」

このような「失敗への恐れ」は、カウンセラーとしての誠実さの証でもある。
しかし、これを気にしすぎると、「そもそも始めない」 という状態に陥る。

だが、思い出してほしい。

誰でも最初は「初心者」だった。
どんな成功者も、最初は「クライアント0人」から始まった。
1人目の相談者に全力を尽くすことが、次の相談者を呼ぶ。

怖いのは当然だが、最初の一歩を踏み出さなければ、何も始まらない。

「完璧でなくても、今の自分にできることを提供する」 というマインドセットが重要だ。


③ 「お金をもらうこと」への抵抗感

「人の悩みを聞いて、お金をもらってもいいのか?」
「無料なら気軽にできるけど、料金をつけるのが怖い…」

この心理は、特に「もともと相談に乗ることが好きな人」に多い。
「好きなことをお金にする」ということに、無意識の抵抗を感じてしまう。

だが、ここで意識すべきは、「お金は感謝の循環」 という考え方だ。

お金を受け取るということは、「より本気のクライアントが来る」ということ。
無料相談には「とりあえず話を聞いてほしい」という軽い気持ちの人も多いが、
お金を払って相談する人は、「本気で変わりたい」と思っている。

「お金をもらうことで、クライアントも本気になる」
「無料だと、価値を感じてもらえない」

「無料=善」ではなく、「適切な対価をもらうことが、より良いカウンセリングにつながる」 ことを理解しよう。


④ 「どうやって集客すればいいかわからない」という不安

「SNSはやるべき?」
「ブログを書いたほうがいい?」
「広告を出すべき?」

これらの疑問にとらわれ、「何から手をつけていいかわからない」状態に陥る人は多い。
しかし、最初から「集客のテクニック」にばかり意識を向けるのは危険だ。

なぜなら、「カウンセリングの仕事は、信頼がすべて」 だから。

最初にやるべきことは、「人に知ってもらうこと」。
つまり、「この人に相談したい」と思われる存在になること だ。

「まずは無料で何人か相談を受け、フィードバックをもらう」
「発信を始めるなら、SNSよりもブログやnoteでじっくり価値を伝える」
「最初のクライアントを大切にし、口コミを広げる」

「集客」ではなく、「まず目の前の人を助けること」に意識を向けることが重要だ。


📌 4. 「カウンセラーとして起業する」ために、今すぐできること

「何をしたらいいかわからない」状態を抜け出すには、「今すぐできる小さな行動」 を始めることが大切。

🔹 ① まずは「1人」相談に乗る

最初のクライアントを作ることが、すべての始まり。
友人や知人で相談したい人がいないか聞いてみる
SNSで「無料相談」を受けてみる(ただし期間限定)

「1人目の相談者」が来れば、「どう話せばいいか?」「どんな悩みが多いか?」が見えてくる。


🔹 ② 「自分はどんなカウンセラーか?」を言語化する

「どんな人をサポートしたいのか?」
「どんな方法でアプローチするのか?」
「他のカウンセラーと何が違うのか?」

これを明確にするだけで、発信の方向性が決まる。


🔹 ③ まずは発信を始める(完璧でなくていい)

ブログやnoteで、自分の経験や考えをシェアする
TwitterやInstagramで、短い気づきを発信する
スタンドFMやYouTubeで、話す練習を兼ねて音声配信する

「発信=すぐに集客」ではない。
「この人なら相談したい」と思われる信頼を、じっくり育てていくこと が大切。


📌 5. まとめ──「今すぐ動き出すこと」が、すべてを変える

「何からしたらいいかわからない」
この状態が続くのは、「考えすぎて動けていない」からだ。

完璧を求めるのではなく、「今の自分にできること」をやる
最初の1人の相談者を見つけることが、すべての始まり
お金を受け取ることに抵抗を持たず、プロとしての意識を持つ

あなたの知識や経験は、すでに「誰かの助け」になる。
迷う前に、一歩踏み出そう。
そこから、すべてが動き始める。

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