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ルックアップとVLOOKUP(おまけ)

ルックアップフィールドが空欄で良い場合もある

以前「ルックアップとVLOOKUP」という記事で、ルックアップを含むファイル読み込みを行う際の、エラー発生防止について書きましたが、場合によっては、ルックアップフィールドの一部が空欄でも問題ないこともあるかと思います。問題ない場合とは以下のようなことを想定しております。
 ・ルックアップフィールドが必須ではない
 ・ほかのフィールドのコピーに設定したフィールドが必須ではない

エクセルの数式を変更してみる

以前ご紹介した数式
=VLOOKUP(A1,顧客マスタ!A:B,2,FALSE)
では、顧客マスタにデータが含まれない行は「#N/A」と表示されます。

「#N/A」と表示される

結果の「#N/A」を空白に変えたいので、以下のな数式にします。
=IFERROR(VLOOKUP(A2,顧客マスタ!A:B,2,FALSE),"")

エラーの部分が空白となる

フィルターに慣れてる人は、フィルターでもあまり手間は変わらない

もちろん、エクセルのフィルター機能を使って、「#N/A」の行だけを抽出し、「#N/A」を削除して、全行表示に戻す方法でも可能です。

エクセルで変更したファイルを読み込む際は注意が必要

上記の様な方法で、エクセルを用いた作業を行う際は、エクセルによって仕組まれるワナにご注意ください。
 ・電話番号、携帯番号、FAX番号などの先頭の「0」が消えてしまう
 ・住所の番地「1-1」の様なデータが日付「1月1日」に変わってしまう
これらの問題への対策は、以下の様に検索すると見つかると思うので、ここまでとしておきます。
 「kintone 読み込み 0が消える」
 「kintone 読み込み 住所 日付に変わる」


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