Accessからkintone
記事のきっかけ
社内業務にAccessを使われていた中小企業のkintone移行を支援させていただく事があります。
これまでAccessを利用してこられた会社さんの中で「業務の流れが変わって対応しきれなくなってきた」とか「Accessを管理していた社員の退社でうまく対応できない」「開発してくれた業者さんが対応できなくなった」などの出来事がきっかけとなった様です。
ビジネスを取り巻く環境や社内の状況は日々変化を続けますので、特定の誰かしか変更できない(わからない)システムから、わかりやすいシステムへの見直しが多くの企業で行われている流れの中のひとつなのだと思います。
kintone移行のメリット
kintoneの良いところ(メリット)としては
・システムの変更、追加に対応しやすい
・社外でも利用できる
・どのパソコンでも使える
・プロセス管理機能が使える
・コミュニケーション機能が使える
等々がありますので、kintoneへの乗り換えが検討されているのでしょう。
よく気にされる所
Accessとkintoneとで最も異なる点は『RDBではない』ということです。この点を心配される方は結構多いですし、アプリ作成やアプリ間連携を行う際に注意しなければいけない内容です。
そのまま置き換えるのが最善?
私個人として「kintoneへの移行を期に、業務整理を行って改善と効率化を実現する」というのが、実は一番大きなメリットだと考えています。
Accessをそのままkintoneに置き換える前提で『違い』に注目するよりも、せっかくの機会に業務とデータの流れを最適に整理して、これから将来に向けたkintoneを考えることの方が有意義だと考える今日この頃です。