サッカーとKT
突然だが、私は学生時代サッカー部だった。
今日は、サッカー歴を言いたい訳ではなく、学生時代ずっと補欠だったのに、今も社会人サッカーをやる程度にサッカーが好きな理由を掘り下げようと思う。
少し記憶を遡る。
小学校入学前くらいの時期にサッカーを始めた。
実は、親の仕事の関係でイタリアで生まれた僕は、イタリアでサッカーを始めた。
当時のことはあまり覚えていないが、中田英寿がパルマに在籍していた頃だ。
イタリアでの記憶はあまりない。あるのは、サッカーの練習終わりに何故か、フォカッチャというパンと温かいレモンティーを毎回もらっていた記憶くらいだ。KT初めての異文化交流となる。
その後は、日本に帰国し、サッカーしかやったことがなかったので、学区内のサッカーチームに入った。そこではサッカー人生で唯一センターバックでレギュラーだった。理由は背が少し高いからだ。
そこから小学4年で名古屋に引っ越し、名古屋でサッカーも続けた。名古屋で入ったチームが強く、レギュラーにはなれなかったが、同じ小学校に通う友達や、チームで出会った友達と居るのが楽しく、辞めなかった。中学も同じチームで過ごした。
高校進学にあたり、中学時代からは少しレベル落としたチームでレギュラーとしてやりたいと思い、高校を選んだ。ただ、ここで1つ考えが甘かったことがある。小中学のチームは強く、県で3位以内に入るチームだったので、私は県でベスト16くらいの高校を選んだが、私立で設備も良い学校だったので案外強い選手が来て、結果レギュラーとはなれなかった。何なら、2年生の時は1つ上の代のAチームに居て、淡い期待もしたが、前十字靭帯を切ったり、2個下に県選抜クラスの子が入ったりと淡い期待は散っていってしまった。
以上が主なサッカー歴で選抜に選ばれたなど特に誇れる実績は何もない。
このようにサッカーで特に良い想いをしていないが、今でも社会人サッカーをしたり、たまにフットサルしている。
考えてみると深い理由はない。
単純にゴールを決めると嬉しいし、
おしゃれなプレーが出来ると楽しいし、
トラップが上手く決まると何だか気分が乗ってくるし、
テレビで日本代表が強豪国に勝つと何だか誇らしいし、
等々。
何を言いたいかというと、
何かをするのに明確な理由は無くて良いんじゃないかな?ということ。
何となく感覚的に好き、というものは誰しもあるんじゃないだろうか。
その何となく好きが続けば、もう趣味となる。
そんな感じで多趣味な、話を聞いてみたくなる、小洒落た大人になりたいと思う29歳である。
オチなく、だらだらとごめんなさい。
最後に1つだけ、最近サッカーをした際に思ったことを言わせて欲しい。
日本の部活動界隈に一石を投じる意見かもしれない。
『グランド整備のとんぼって、何でこんなにも時代は目まぐるしく変わるのに、
形状、地味にダルいあの重さ、はアップデートされていかないのだろうか?』