前鋸筋と外腹斜筋は筋膜連結しているか

今日は前鋸筋と外腹斜筋が筋膜連結しているかお話していきます。

とある研究で、背臥位にて、肩屈曲肘伸展のポジションでベンチプレスのように重量をかけていき、前鋸筋と外腹斜筋の近活動を調べるといった研究があります。

結論から、ベンチプレスのように、負荷をかけていくと前鋸筋が活動するにつれ、外腹斜筋の活動の向上も認められた報告しています。

体幹の直接的な運動は実施してはいないが、外腹斜筋の活動が認められ、前鋸筋と外腹斜筋は筋膜連結していると考えられます。

これは治療にも活用できると思います。
翼状肩甲など、肩甲骨の不安定性を改善させる為に、外腹斜筋の活動も含めて前鋸筋に働きかけることで、より安定性の向上に繋がるのではないでしょうか??

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