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[悪気のない日記]2020/8/29

 僕が「悪気のない日記」というタイトルをつけるときは、二人ほどしか読者を想定していない。いつも「既読」という意味で「スキ」を押してくれている(と僕は認識している)お二人に向かって書かせていただいている。

「悪気に満ち溢れた日記」だったら、読みたいという人も多いだろうが、「悪気のない日記」なんていかにも退屈そうなタイトルを読んでくださる変わり者、僕は好きです。

 さて、今、僕はプロフィール欄に「作家」と書いてみようかどうかちょっと迷っている。もし、この日記を読んだ後で僕のプロフィール欄を確認してみたら「作家」なんて書いてあるのかもしれない。

 どうして「作家」と書いてみるのかというと、僕は実際に小説を書き、それが、kindleでちょっとばかし(本当に、ちょっとばかし)売れたからだ。今月の作家収入は34円です笑

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 ま、こんなもので「作家」なんて名乗るのはほとんど詐欺じゃないかと思うんだけれど、でも、まるっきりの詐欺ではない。なぜなら、「作家」という職業は、誰が何と言おうと、自ら書いた書籍によって収入を得ている者全員に平等に与えられてしかるべき称だからだ。たとえその収入が月34円だったとしても笑

 そんなわけで、僕はとりあえず作家ごっこをしてみようかな。ごっこ遊び。懐かしい気持ちになる。


 ちなみに、「小説家」と名乗ってしまうと、それは詐欺になる。なぜなら、僕は自分の作品をあくまで資料として売っているのであり、小説としては売っていないからだ。何を示す資料なのか、というと、「すばる文学賞の一次選考を通過し、二次選考で落ちる作品はこんなもん」ということを示す資料だ。

 世の中には何の実用性もないくせに希少性のみによって価値が支えられるものがある。僕の資料もその一つだ。ふとした出来心で(それは、たまたま僕が群像新人賞について書いた記事がgoogle検索の1ページ目に出てくる、という奇跡が招き起こしたものだ)僕はそれを売り始めてしまった。そして、これまでで400円くらいの収入になった。

 そんなわけで、僕はこれからしばらく「作家」とプロフィール欄に書いてみようかな笑


 そういえば以前、noteに掲載していた中編小説は下げてしまった。どうして下げたのか、というと、「本来、縦書きを想定しているものが、横書きになってしまうのはイヤだったから」だ。それと、修正しておきたい箇所が多かったのもある。

 もし、今からでも読んでみたい、と思っていただけるなら何らかの方法で送りますのでコメント欄か、HPフッターの「クリエイターへのお問い合わせ」で一言くださいませ。

 

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