野球のスパイクに2種類の歯があるって知ってる?
お疲れ様です! Kengoです。
突然ですが、野球のスパイクに2種類の歯があることをご存知ですか?
野球初心者ママさんの中で知っている方はなかなかいないと思います。今回はその2種類の歯について話していきたいと思います。
スパイクの歯は、大きく分けて2種類に分かれます。まず、スパイクの歯とは、裏面にある突起のことです。1つが、金属で出来た歯。もう一つが、樹脂またはゴムで出来たポイントの歯です。僕は両方とも履いたことがあるので、履いてみて、良かった点、悪かった点をまとめていきたいと思います。
まずは金属製のスパイクです。金属製のスパイクは、中学から今社会人野球でも使っています。
金属製のスパイクはポイントのスパイクと比べて、踏ん張りやすいです。踏ん張る動作と言えば、バッティングのときには、ピッチャー側の足で踏ん張りますし、守備の時には、内野手の選手は、バッターが打った打球が自分よりも右側にきた場合は、基本的に右足で踏ん張って一塁に送球しなければなりません。このように野球では踏ん張る動作が多いです。このときに金属のスパイクは、キュッと止まってくれます。慣れていないときには、足首の捻挫に注意が必要なぐらい止まります。キュッと止まってくれることで時間のロスがなくなるので、ベストなプレーが出来ます。
逆に、金属のスパイクの悪い点は、足への負担が大きく、手入れをしないと裏の歯が錆びてきます。ポイントのスパイクよりも、金属の歯は足の裏を支える歯の幅が狭いので、地面との接地面積が小さくなりその分足への負担が大きくなります。
例えるなら、両足で立っているときと片足で立っているときどっちが辛いですか? 片足の方が辛いと思います。
これは、バランスの問題もありますが、単純に体重を支える面積が半分になっているので、その分の負担が大きくなっているからです。スパイクも同じで、ポイントの歯よりも、体重を支える範囲の狭い金属の歯のスパイクは足への負担が大きくなります。
また、手入れを怠ると、歯が錆びてしまいます。僕も経験があります(涙)
雨の中試合をした日、家に帰ってきて疲れてしまい、スパイクを試合終わりのまま放置していたら、次の日には錆びていました。機能的には問題はありませんし、また履いていれば錆びは取れますが、錆びつくのはあまり良くないですよね。初めて歯を錆びさせてしまった時には、もうずっとこのままじゃないかとかなり焦ったのを覚えています。錆びることで、歯の耐久性は少し落ちてしまうかもしれません。
次に歯がポイントのスパイクについて話していきたいと思います。ポイントのスパイクは、小学校1年生~6年生まで履いていました。
ポイントのスパイクの1番の良いところは、足への負担が少なく疲れにくいことです。野球は立っていることが多いスポーツですよね。何もしていなくても立っていたら疲れますよね。その点では、ポイントスパイクはとても有効です。安全性の面でも金属と比べれば、安全です。踏まれても大きな怪我に至ることは少ないと思います。
ポイントスパイクの悪い点は、やはりグリップ力という点では、金属の歯には劣ります。しかし、歯が多く残っている状態では、そこまで気にならないと思います。
年代や野球団体のルールで定められていることも多いので、スパイクを選ぶ際は注意が必要です。基本的に小学生はポイントのスパイク、中学生以上は金属のスパイクを履いている印象があります。しかし、最近ではプロ野球選手でもポイントのスパイクを使用している選手が増えているように感じます。購入時には、所属するチームの色と歯の種類を確認してからスポーツ店に買いに行きましょう!
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