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100回素振り! この「100回」は本当に数えないといけないのか? 正しい素振りへ野球ママが導くためのアドバイス!

お疲れ様です! 現役社会人野球プレイヤーのKengoです。

今回は、素振りを頑張る選手への野球応援ママ正しいアドバイスについて話していきたいと思います。

最後まで読んで頂ければ、野球ママのどんなアドバイスが、選手が試合で結果の出せる環境での素振りへ導くことができるのかが分かります!

素振りと言えば、バットとある程度のスペースがあればできる1人で出来る練習の代表格のような練習です。 こんな1人で出来る練習代表の素振りですが、だらけてしまう練習の代表でもあります。

こんな練習をする選手に野球応援ママはどんなアドバイスをすればいいのでしょうか? 技術的なことが分からないママでも大丈夫です。 今回、上手くなるための練習へ導くアドバイスをお伝えします。

上手くなる素振りのポイントは2つあります。 この2つのポイントを守れるようにアドバイスをして、環境を整えてあげてください!

2つのポイントとは、

①一人で振る

②数ではなく、質を意識する。

この2つです。

1つずつ説明します。

まず①一人で振るです。 打席に入るときは必ず自分一人です。 友達がそばにいて、バッターボックスに入ることはありません。 試合のための練習をするなら、1人で素振りをすべきです。

よくある悪いパターンは、『友達と公園で素振りしてくる! 』ってやつです。 大体振ってません(笑) 自分もそうでした。 振っているのは、最初の10分、あとは、ダラダラと野球と関係のない話をして帰る。 今考えると無駄な時間を過ごしてしまったなぁと後悔しています。

 でも、あのときは、そのおしゃべりが楽しかった。 普通では遊びに行けない時間に外に出て友達と喋る。 小学生にすると、特別感もあり、ついつい素振りをしている時間よりもおしゃべりしている時間の方が長いなんてこともありました。

これを避けるためにも、素振りを一人でするような環境を整えてあげてください。 例えば、スペースがあるのであれば、家の敷地内で素振りをさせる(近くの公園に行かせない)。 スペースがなくて、公園などで振る場合には、遅くてもこの時間には帰ってくるようにと伝えて、時計を持たせる。

どうしても、友達と素振りをするというなら、

『試合で友達も一緒に打席に入るの? 』

と聞いてあげてください。 この質問をすることで、練習のための練習ではなく、試合のために練習をするという意識付けをさせること出来ると思います。 小学生に対して、試合のための練習をしようと言ってもなかなか意図をくみ取ってくれることは少ないと思います。 しかし、試合でヒットを打てたときに、

『毎日1人で振ってたから結果出たね! 』

と一言言ってあげるだけで、

1人で素振りをした方がヒットが打てるんだ! これからも1人で素振りをしよう!  という気持ちになります。

僕がそうだったので、間違いないです。 また、なかなか小学生だと、成功した(ヒットを打てた)理由まで考えることができる小学生は少ないと思います。

この

『なんで打てたのか? 』

の部分を考えさせるでだけで、練習への取り組み方がかなり変わってくると思います。

一人を素振りしなければならないということを選手が分かってくれれば、それで、かなりの選手の成長へのアドバイスになっているので、ナイスママです☺


次に、数ではなく、質を意識した方がいいという話をしていこうと思います。

選手に、『100回素振りしといで! 』と言ったことありませんか?

僕は、この言葉は間違っていると思います。

でも、100回振っといでって言いがちですよね。 僕も多くの指導者の方から言われた記憶があります。 しかし、この100回という回数に意味ってありますか?

ただただキリのいい数字で100回と言ってしまっていませんか?

しかも、100回集中して素振りをするというのは、正直、社会人野球を現役でしている僕でも無理です。 これには、2つ理由があります。

まず一つが集中力の問題です。 僕が集中力がないだけかもしれませんが、だれます。 ダラダラ練習しても意味ないですよね。

2つ目が、本気で集中しているときって、数を数えることに集中力を使えないです。 本気で集中すると、ピッチャーをイメージして1球1球実際のバッティングをしているような感じで素振りをすると思います。 僕の場合は、ボール球を投げてきて見逃すときのありますし、タイミングが合わなくて振らないときもあります。 ここまでピッチャーをイメージしているときに次何回目なんて考えないですよね。

この2つが僕が素振りの時に数を数えない理由です。

では、ここからはどんな言葉をかけて素振りに送り出せばいいのか紹介していきたいと思います。

簡単に言うと、想像で対戦するピッチャーを指定してあげるということです。 例えば、

『この前対戦した○○タイガースの左ピッチャーストレート速かったのね! 次、対戦した時にはストレート打てるように素振りしてみようよ! 』

みたいな感じです。身近なピッチャーがイメージしずらい場合は、有名なプロ野球選手でもいいと思います。ピッチャーをイメージ出来ることで、素振りの質が格段に上がります。見逃す練習、バントの素振りをしてもダラダラ振る1回の素振りよりも価値が高いと思います。

『クイックで投げてくるから、早くタイミング取ろう』

のように色んな場面やピッチャーを想定して素振りできると最高ですね。


最後にまとめます。

自主練習で素振りをするときには、

①一人で素振りをする環境を整えてあげる

②空想上で対戦するピッチャーを指定してあげる

この2点を意識してアドバイスしてあげてください! 

自主練習をすることは素晴らしいことです。しかし、正しい努力をしなければ、上達には繋がりません。正しい努力が出来るように選手を導いてあげましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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