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ワクワクする人生を 番外編 母のこと
ワクワクする人生を 番外編 母のこと
今日は母のこと。
これも産みの母の話し。
母は、大学の教授だった。
そして、父と違ってけっこう厳しい人だった。
厳しいというと語弊があるかもしれないけれど、今で言うマナーには厳しかった。
目標を立てて、コツコツする事が大切だと教わった。
だから、僕が高校を辞めた時はかなり精神的に参っていたと父から聞いた事がある。
僕は今でこそコツコツ出来るようになってはきたけれど、昔は全然コツコツ物事を進めるタイプでも無かったし、やりたい事は頑張れたけれどやりたくない事に関しては全然出来なかった。
母は努力の人だった。
昔、管理栄養士の資格を取得後、一般企業で働くも肉体労働の辛さですぐに仕事を辞めた。その後、大学の助手として勤務していた。色々とあったようで、僕が小学校1年生の頃に「仕事を辞めたい」と言ったことがある。僕は「辞めたければ辞めても良いけど、後悔がないようにしてね」と言ったらしい。そこで、助手として努めて、最後は名誉教授にまで上りつめた。
辛かった頃の出来事は決して話しはしてくれないし、きっと最後まで分からないままなのだろうと思う。
今でも家族という形があるのは母のおかげが大きいのではないかとたまに思ったりする。