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【SDGS】産業と技術革新の基盤を作ろう。企業の取り組み事例は?

今回はSDGsの目標の中の一つ産業と技術革新の基盤を作ろうについて、企業の取り組み事例を調査してきました。

「産業と技術革新の基盤を作ろう」のテーマは?


「産業と技術革新の基盤を作ろう」のテーマは二点あります。

テーマ①災害に強くて丈夫なインフラを整えて、誰もが使えるようにする。

2011年には東日本大震災が起こり、東北地方を中心に甚大な被害を及ぼしました。

その際に津波が防波堤を乗り越え市街地に押し寄せ、多くの家屋が流されたり停電被害が起こったりしたことは記憶に新しいことと思います。

日本は四つのプレートに囲まれた島国であり、どこで地震が起きてもおかしくないという地理的条件があります。

これらのことから、災害が起きても問題なく人々が生活できるようインフラを整えようというのがポイントの一つです。

テーマ②イノベーション(技術革新)で産業の発展を推進する

日本のモノづくりの技術は世界でも高く評価されていますが、それら産業の発展を推進していくこともテーマに掲げられています。

中には鎌倉時代や江戸時代からの老舗もあり、それらの原材料の調達経路をより効率的にしていくことも大切です。

企業の取り組み事例・三菱電機株式会社


三菱電機株式会社はiotサービスである「e-f@ctory」を提供。ビッグデータを活用しリアルタイムで生産性の向上と付加価値の創出をめざします。

工場をiot化することでスマート工場として機能させ、生産現場の効率化を図ります。

生産現場からコンピューターネットワークの周縁部分でデータを処理するエッジコンピューティング、基盤となるITシステムまでIOTで管理し、効率的な生産を実現します。

👉生産現場
・生産と設備のデータ取得
・生産実行
・センシング

👉エッジコンピューティング
・現場へのリアルタイムフィードバック
・現場データの処理と分析

👉ITシステム
・企業経営管理
・業務改善のためのデータ分析
・生産管理や実行指示

これらはほんの一例ですが、今後このようなしくみは「一般化」されることは容易に推測できると思います。

経営の神様・松下幸之助さんはダム経営を提唱し、水道水のように多く安価にプロダクトを提供することが産業人の使命だという言葉を残しましたが、スマート工場によってその実現がより現実味を帯びてきたともいうことができるかもしれません。

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