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セブプレ セブ島ツアー会社による盗用について【4年分の告発】
先方からの返信を含めて2022年11月1日(火)に記事を更新しました。こちらの主観的な情報もあるかもしれません。送信された内容をそのまま記載しておきますので、読者様(特にセブ島旅行検討している方)は内容を一読してからご判断ください。
「こちらのWebサイトは御社の関連するツアーでしょうか」そんなお問合わせから始まった苦しい日々。
ビジネスなんだから。資本主義なんだから。そんな言葉を自分に言い続けて泣き寝入りを続けましたが、どうしても納得がいきません。
私は大好きなフィリピン・セブ島の魅力が旅行者へ届くように、景色の美しさが伝わるようにWebサイトを作りました。
そんな思いを込めた大切なものを踏みにじられ、汚されてしまうような気持ちを味わい続けた4年間のこれまでをまとめました。
そして、この悲しい出来事は今も続いています。ここでは2019年から2022年8月現在まで続けられている行いについてここで公開します。
2022年11月1日(火)に先方から連絡があったため更新しました。
特にこれからフィリピン・セブ島旅行を考えている方は一読をおすすめします。
「やられた…」セブプレのWebコンテンツ盗用
2022/11/1 追記:先方の見解は以下のようです(TwitterのDMから引用)
インターネット上では何百、何千ものデザインのサンプル・テンプレートが無料で観覧可能であり、だれでもそれらのデザインから自分のコンテンツの参考にできます。
その中には、御社のコンテンツ・デザインと極似している物も無数に存在します。他者のデザインをそっくりそのまま自分のものとして使うことは著作権侵害にあたりますが、レイアウトや配色は著作権に含まれません。
セブプレと御社のコンテンツ・デザインはそっくりそのまま同じ物では無い為、仮に御社のコンテンツが世界中の誰の物とも被らないオリジナルコンテンツ・デザインである場合でも、著作権侵害ではないかと存じます。
別件にはなりますが、今回のnoteでは触れられてなかった下記URLのサイトもとても似たようなデザインとなりますが、こちらのサイトについて御社のご意見もお伺いできればと思います。
こちらはかなり後発なサイトですが、御社のデザインの"パクリ"とは見なされないのでしょうか?
(セブ セレクトツアーズ)
https://cebu-tours.com
……正直言葉を失ってしまいました。盗人猛々しいとはまさにこのことですね。
今回のnoteでは触れられてなかった下記URLのサイト”””も”””とても似たようなデザインとなりますが、こちらのサイトについて御社のご意見もお伺いできればと思います。
→ その通りです。おっしゃる通り。
私が憤りを覚えているのは”セブプレ”および”セブ セレクトツアーズ”です。
ご指摘いただいたセブ セレクトツアーズとセブプレのWebサイトはどうして酷似しているのでしょうか。
今回のnoteでは触れられてなかった下記URLのサイト”””も”””とても似たようなデザインとなりますが……
もうご自身で分かっているようです。
答えは明白のようですが、いかがでしょうか。
きちんとフィリピンのルールに則って観光省の認可を取得して、安全なツアーを提供しましょう。それだけを願っています。記載している会社所在地は本当に正しいのでしょうか。
追記ここまで
はじめに、私はCSPトラベルというセブ島現地のツアー会社で2018年からWeb分野を担当しています。ツアーにご参加いただいた方やガイドの笑顔が嬉しく、制作に携わっていることを誇りに思っています。
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ツアー予約によってガイドの仕事が生まれ、旅行者へ大好きなセブ島の魅力を届けられる。そのために必死にコンテンツやデザイン制作に取り組んでいました。
しかし、ユーザーが見やすいように考えて、楽しいツアーが想像しやすいようにデザインしたコンテンツもそのまま表示されてしまう……。
一時期は真似されるようなデザインをしてしまった自分が悪いと考えて仕事が憂鬱になり、作業する手が止まってしまうこともありました。
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料金の表示方法をそのまま盗用される
これまでのセブ島旅行は参加人数問わず、一律料金でツアーを案内しているところが多くありました。
そこで、適正価格でツアーを利用してもらえるように参加人数によって異なる料金形態を決定。さらにお得に、分かりやすく伝えられるように工夫して公開。約10日後にはそっくりそのままセブプレのWebサイトに表示されていました。
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公開 → 盗用 → 更新 → 盗用のいたちごっこ
「関連ツアー会社でしょうか」とお問い合わせをもらい、悔しく悲しい気持ちを抱きながら新しくしたツアー行程のレイアウト。
そんな気持ちも知らずにセブプレは盗用を繰り返します。モラルやマナーといった守るべき一線を軽々と飛び越えてしまいます。
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記事公開を決めたきっかけはInstagramのハッシュタグ荒らし
2022/11/1 追記:先方の見解は以下のようです(TwitterのDMから引用) "セブプレが#みんなのセブ島アルバム ハッシュタグに投稿し荒らしている" と仰られておりますが、こちらは御社の社名もなにも含まれていない#タグであります。 #タグ上で明記されている通り("みんなの"セブ島アルバム)であり("cspトラベル"のセブ島アルバム) では御座いません。 セブ島観光を盛り上げる為にこちらの#タグがあると御社は仰っておりますが、御社の競合他社が観光復興に参加する権利はなく、#タグ内の"みんな"には含まれないのでしょうか? それでは"セブ島の観光復興の為"等というのは名ばかりで、結局は自社の利益の為だけにやっているということでしょうか? 弊社としても悪意のある投稿や、内容のおかしな投稿はしておりませんので、荒らしではないかと存じます。 逆に、何か観光復興に役立っていればとも思い投稿をしておりました。 また、インスタグラムの#タグには著作権はない為、こちらは自由に誰でも使用できるはずでございます。 御社のホームページ上やインスタグラムで、競合他社は#みんなのセブ島アルバム に投稿しないでください等の注意喚起もなく、 #cspトラベル 等の社名が入った#タグに弊社が投稿しているわけでもない為、#みんなのセブ島アルバム に弊社が投稿した事により批判を受ける理由は無いかと存じます。
大変信じ難い回答と共にハッシュタグをつけた投稿がエスカレートしてしまいました。そもそも、競合他社が始めたキャンペーンに自社のロゴを貼り付けた画像を添付して投稿する。。。モラルやマナーというものが欠如ている、とても危険な体制で運営されていることが明らかになりました。
セブ島へ訪れた方・これから訪れる方へ発信しているキャンペーンで
”競合他社は#みんなのセブ島アルバム に投稿しないでください等の注意喚起”は必要なのでしょうか。
当然”みんな”にセブプレは含まれておりません。また、本メッセージの返信と同時に投稿がエスカレートしたためある程度の自覚をされていることを切に願います。
追記ここまで
2020年から始まったセブ島への渡航制限をきっかけに、日本人観光客はの足取りは徐々に途絶えていきました。
取引先やガイドは職を失い、2,000件以上あったツアー予約もついに0件に。
そんな苦しい日々を過ごしている中でセブ島の観光を盛り上げようと始めた #みんなのセブ島アルバムというハッシュタグキャンペーンは2,000件を超える投稿が集まりました。
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キャンペーンを通して、「またセブ島に遊びに行きたい」という思いがどんどん集まります。
みんながセブ島で過ごした素敵な思い出を振り返ると同時に、ここで負けてはいけないという勇気をもらえる、私にとってとても大切なキャンペーンでした。
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そんな思いが詰まったものを荒らされ、4年間の沈黙を破ることにしました。
セブプレはフィリピン・セブ島ツアーを販売する旅行代理店
以前は「AKセブツアーズ(※リンク切れ)」という名前で、現在は以下の社名で運営しています。
社名:セブプレステージ ツアーズ アンド トラベル
所在地:2nd Floor, E. Vaño Building, Pusok, Lapu-Lapu City, Cebu
従業員数:15名
メール:info@cebutours.jp
代表者:清塚 亜嵐
公式URL:https://cebutours.jp
HPに詳細情報が掲載されていますが、会社の実態が確認できません(2022年8月9日現在)
本件について問い合わせるために弁護士を通して書類を発送しましたが、届かず返送されてしまいました。※宛先不明のため
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画像下:PTNトラベル
撮影:2022年8月9日
セブ島ツアーの老舗PTNトラベルに似たデザインが現れます。
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画像右:CSPトラベル
撮影:2022年8月9日
そして商品画像とも言えるサムネイル画像は私が制作したCSPトラベルから。
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現在インスタグラムで運用しているロゴについてはタビナカのデザインをそのまま使用しています。
最安値保証と記載しているセブプレツアーの闇に気づいてほしい
日本と比較すると安全とは言い切れないフィリピン・セブ島ですが、豊かな自然と暖かい人たちが迎えてくれる素敵な場所です。
しかし、まだまだインフラや医療機関が発展途上のため事故やトラブルに巻き込まれてしまった際に十分な治療が受けられるとは限りません。
ホテルから車で3時間移動した観光地で事件に巻き込まれた……。
体調を崩してしまったがうまく症状が伝えられずに誤った治療が施されてしまった……。
ということがよくあります。
目先のわずかな割引よりもっと大切なものを忘れないでください。
安全はお金で買うことができます。
せっかくの海外旅行をこんなところに任せてしまって大丈夫ですか?
悲しい思いをする人が少しでも減らせるように。
セブ島旅行がもっと快適で安全な1日が過ごせるように。
こんな記事を書いても、悲しい思いしかしませんでした。
少しでも改善する方向に進めば嬉しいと考えています。