レビュー「わたしの好きな曲10作品」 第七回 お前の●●●
「お前の股ぐら」
唯一無二の声、故に何を歌ってもロックになってしまうキヨシローでしたが、あの声をなぞるように派手なメイクやカラフルなステージ衣装でもありました。加えて歌番組等に出演すれば誰よりも目立ってしまう好循環、同時に言動もそうでしたが、悪ふざけや皮肉もロックの役割を充分に理解した上でそれを果たしているようにも見えました。だからと言って堅苦しいこともなくユーモアも忘れてはいませんでしたが、それらが凝縮したのが、タイマーズとして出演した際の夜のヒットスタジオでのパフォーマ