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新国立に向けて 2022J1㉛セレッソ大阪vs湘南ベルマーレ
2年連続ルヴァンカップ決勝進出を決めたセレッソ大阪。
「カップをピンクに染めよう」に加え「去年の忘れ物を取りに行く」の合言葉でチームがひとつになり、また決勝の舞台に進むことができた。昨季のリベンジを果たすための最低限の結果は残せたがまだ何も得ていない。
夏場の上位陣との連戦、関西対決を乗り切り、選手とチームは大きく成長。ルヴァンカップ準々決勝で昨季王者の川崎に打ち勝った試合、特に2ndレグは一言でいえば90分絶望サッカーで残り5分だけサイコウウウウウウゥゥゥゥオオオオオオオオ!!!!!!!!な展開。ルヴァンカップ優勝に向けてクラブ・サポーターがより一丸となれた試合だった。
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ルヴァン準決勝ではリーグ戦と合わせて3連戦となった浦和が相手だったが、リカルド.ロドリゲス監督のもとで今一つ波に乗れない浦和のチーム状態を抜きにしても、欧州経験のある外国籍選手を揃えた力のある相手に堂々と自分たちのやりたいことを貫き、自分たちの思い通りにならない時間帯があっても無理をせず粘り強く戦うことができたのは誇りに思っていいと思う。ユンカーやモーベルグは完全シャットアウト。開幕前は優勝候補筆頭で、スーパーカップではノリノリだった浦和相手に4試合で3勝1分、8得点1失点。去年の天皇杯のリベンジは果たせた。
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ルヴァンカップはDAZN配信はないので自分は昨季のルヴァンがきっかけでFODに入っていたので今季はそこでそのまま観る予定だったが、いつものサポ仲間に誘われたのがきっかけでHUB観戦を始めた。いわゆる「セレッソ大阪×Fanstaキャンペーン」
勝った試合だから言えるけど正直めっちゃ楽しい。
今季最初にHUBで観戦したのがルヴァン準々決勝。90分までは店内皆あきらめムードも漂っていたが、陸次樹が1点を返してから「もう1点取れたらいけるで!」と反撃ムードになり、寛人のラストプレーでの決勝ゴールでお祭り発狂ムード。
ルヴァン準決勝もHUBで観て、ゴールが決まるたびに大盛り上がり。自分のテーブルではルヴァン準決勝1stレグでイエローをもらっていた奥埜が累積警告を逃れて交代で下がり、「これで決勝も大丈夫!!!!ゆっくり休んでくださいお疲れさま!!!!!」と皆でホッとしていた(笑)
感染対策とか予約を早めに入れるとかそのあたりを注意する必要はあるけど現地観戦だと都合が悪いときにHUBで観るのは十分アリ。たまにシャケさんが来たり嘉人が来たりもするので価値のある企画。おすすめ。
さてここまでいいことばかり前置きで書いたが、ルヴァンカップ決勝はそんな簡単な試合にはならないと予想される。万全の状態で挑まないと勝てないはず。
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まず相手がサンフレッチェ広島。
今季の数字だけを見ると3試合戦って3敗、2得点7失点。うち5失点が80分以降。
セレッソは2017年のJ1復帰以降、広島とは互角の対戦成績で、高木トシが大活躍したり"なぜそこに進藤"で勝ったりもあったのでめちゃくちゃ苦手意識が強いわけでもないのだが。。
城福浩の声がうるさい記憶は鮮明(笑)
欧州で育成経験も豊富なミヒャエル.スキッベ監督になってから伸びしろのある若い選手が躍動するようになり、チーム人件費や年齢バランスもどことなくセレッソと似ている部分は多いだけにこの広島に勝てていない状況はかなりもどかしい。でもここで絶好のリベンジの機会ができたのはある意味運命というか、これ以上ないチャンスだと思う。
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あと、ルヴァンカップ決勝は13時開始。今までナイトゲームが続いていたところでデーゲームになるし、季節の変わり目で変化も起きる時期。練習で時間帯に慣れるのはいくらでもできるが試合でも似た環境でできるのならその方がいい。
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勝てていない広島、3バックというか5バックで戦う相手に対してどう戦うのか。13時開始、初めての新国立で100%の力を発揮できるのか。
今節の14時開始、天気は快晴、相手は3バックの湘南ベルマーレ。ということで個人的にはこの試合はやり方次第ではルヴァンカップ決勝の予行演習になりうるぞ…!という見方だった。
ルヴァンカップ優勝に向けて弾みをつけてほしい試合。
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システム、配置だけで湘南と広島のサッカーを同等にはできないがいかんせんこれまでセレッソは3バックで挑んでくる相手と相性が良いわけではないので残留争い中の相手とはいえリスペクトは忘れなかった。
というか湘南はこのサッカーやってたら守ることはできるし残留大丈夫なのでは…
両WBに対して為田とマイクが捕まえることも多かったのでサイドハーフ頑張れーってなるし中盤も奥埜の役割かなり重要だなーという感じ。
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結果的に92分に陸次樹がPKを得て(ジェアンに譲らずに自分で蹴ればもっと20番にふさわしい選手になれるのになとちょっと思ったけど)、95分に陸次樹のオウンゴールで帳消しにしてしまうという、この試合だけを見ればよくない結果に。
ただ今はすべてはルヴァンカップ優勝のため、という結論で概ね自分の周りでも一致していた。
ルヴァンカップで優勝さえできれば良い。
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この試合が内容としてどう評価できるかは有識者に任せるとして自分でも見直そうかな。決勝も今節みたく接戦になってもおかしくないし。浦和戦やダービーみたいに強度ましまし&プレス全部イケイケな感覚のまま決勝に臨むと感覚ズレそう。
友人は「14時開始はやっぱり良くない」って言ってて理由が「暑くて選手大変やったし、試合終わってから開いてる居酒屋ないやん」だったが(笑)
気温もバックスタンド民が西日に苦しむほど高く、チームにも影響を及ぼした様子。タガートとヨニッチが途中交代する事態になり、これがオウンゴールと因果関係があるとは言い切れないけど、このチームにとってハードワークは生命線みたいなもの。怪我も問題なし。これが決勝本番でなくて本当によかった。本番を想定してこれからは仕上げていってほしいな。
Q:途中で交代したアダム タガート選手とマテイ ヨニッチ選手について。気候が暑く、その影響もあったのかなと思うが?
「まだハッキリとは聞いていませんが、脱水の症状もありました。彼らだけではなく、たくさんの選手が、試合後の控室でも倒れるくらいの状態で戦ってくれたこと、勝利を目指してくれたことを誇りに思います」
ルヴァンカップ決勝前の最後のホームゲームで様々な課題が出たのはポジティブにとらえていいし、幸いにもまだ準備期間はある。
翌日に武田博行新監督のティアモ枚方とTMをして小菊さんはそこで新しいことも試した様子。6月の広島とのアウェイで終盤に3バック変更をしたことがあったが、当時は正直その布陣で守り切るための準備は足りていなかった。今回は同じ相手に3度負けてしまっている状況なだけにこのままでは終われない。
どうか万全の準備をしてもらいたい。我々サポーターも、来週まずはチケットを取るところから準備していこう。
P.S. 新国立の下見は昨季天皇杯敗退の翌日に済ませてました。必ず国立をピンクに染めよう。
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