情報を知ることは未来を見ること
昨日お笑いライブを見たのですが、ミルクボーイという漫才コンビがM-1を優勝したときに起きたことを思い出したので、その記憶から得た学びをシェアします。
ミルクボーイがM-1優勝して起きたこと
突然ですが、ミルクボーイというコンビのお笑い芸人をご存じでしょうか?お笑いをあまり見ない方は知らないかもしれません。
このミルクボーイが昨年M-1で優勝しました。コーンフレークのネタをやってバカウケし、M-1史上過去最高得点を叩き出したのです。
ミルクボーイが優勝した次の日、周りで異変がおこりました。町中にあるスーパーからケロッグのコーンフレークが消えたのです。
そう、ミルクボーイの漫才を見た人たちは、ケロッグのコーンフレークが食べたくなりたくさん買っていきました。結果、次の日にはもう売り切れです。
普段はそんなにたくさんは売れていないコーンフレークですから、入荷されるまでに数日かかります。
ミルクボーイがM-1で優勝したと二日後に知った人
一方でミルクボーイのM-1優勝を2日後に知った人は、スーパーにコーンフレークを買いに行くも、売り切れで驚きます。
「どうしてもすぐに食べたい」そう思いメルカリで検索すると、なんと買占めした人が出品しているのです。
値上がりしたケロッグのコーンフレークを買うか、諦めるかの決断に迫られました。
情報を知るタイミングで未来を知ることができる
ミルクボーイ優勝を知るタイミングがたった2日違うだけで、商品を売る側と買う側にわかれました。
ミルクボーイの優勝をリアルタイムで知った人は、2日後に知った人からしたら、2日分の未来を知っていた訳です。
ミルクボーイの漫才を見たらケロッグのコーンフレークが食べたくなった自分の経験を通して、「遅れて知った人も食べたくなるから出品すれば売れる」というほぼ来るであろう未来を知ることができました。
情報を知るのが早ければ早いほど、この差は大きくなります。M-1の3回戦でミルクボーイを見た人は、決勝に確実に残ると思ったでしょう。
3回戦で知った人は、優勝をする未来までは確信できていません。ですが、ケロッグのコーンフレークが売れるかもしれないという情報を、1ヶ月早く知ることができます。
これはもう1ヶ月先の未来が見えているのとそう大差ありません。
例えば、ブログで稼ぐということは、近年では副業ブームもありメジャーな方法です。ですが、2011年の時点で知っていた人はそう多くはありませんでした。
イケハヤさんは2011年にフリーでブロガー活動を行っているわけですから、去年始めた人と比べて8年先の未来が見えていたのです。
今日書きたいことはこれくらいです。
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