一級建築士試験:構造力学入門講座 Part2 第6問から第10問までの問題編・問題解答解説編)
では次の問題も、はりきっていきましょう!
勉強が充実していると仕事も充実して来ますよね。相乗効果だと思いますが、とにかく、ひとつがうまくいくと、その他のことまで、すべてリズムよくこなせるようになるものです。
が・・・
そういうときでさえも合格する人は知っています。浮かれずに、あわてず冷静に取り組むことを。ビジネスも勉強もすべてつながっているのです。
仕事で、いつもは困難だと思っていたことが、やってみたら軽くできてしまった・・! と、あることが達成できたとしても、それは当たり前のことで特別じゃない、と。
最後に勝つ人は、いつも冷静なものです。単純ですがこれが勝負の世界の必勝法です。「いつでも冷静に」がキーワードです。
それでは、問題演習をはじめましょう!
『問題6』のヒント:
曲げモーメント図を求める問題です。
曲げモーメントが生じないところはどこかを考えると選択肢が絞れます。
※この問題はスペースの関係上、選択肢は4つしかありません。
『問題7』のヒント:
弾性座屈荷重についての問題です。
材端がピンなのか固定なのかを注意してください。
『問題8』のヒント:
PとQを求めるのですが部材を切断したときに、どうなるかを考えてください。
『問題9』のヒント:
長方形断面材の応力度の問題です。この問題、正直、難しいと思います。
ですが、今から見ておいて欲しいので、あえて出題することにしました。
問題の後の方にも類似問題が登場するので、今回は難しいと思って解けなくても、次は解けるようにしましょう。
公式:
引張応力度=P/A
曲げ応力度=M/Z
断面係数Z=?
断面の縁の応力度のことを「縁応力度」。
断面の中立軸に対して曲げモーメントが作用すると、引張りと圧縮の縁応力度がはたらきます。
『問題10』のヒント:
二層構造物の問題です。選択肢に、せん断力、軸方向力、水平荷重があるので、それぞれ求めます。今までの中では一番やっかいな問題です。
この問題はクリアしておいて欲しいので、じっくり取り組んでください。
解答解説と動画解説は有料版になります。
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