歴史的建築物の実測のために
こんにちは、私は将来「建築史家」という、建築学の中でも特にユニークな分野の専門家を目指している大学生です。現在、北陸の大学で、ある著名な建築家(大工)に関連する建築資料の整理や、その内容の解明を行っています。この作業は「建築アーカイブズ」と呼ばれる研究分野に属し、建築家や建築工事関係者が残した資料を整理し、そこから対象の建築史や意図、設計思想を紐解くことを目的としています。
しかし、理系である私にとって悩ましいのは、この分野に進むと数学や理数工学的な学問にあまり触れられなくなることです。(数字に触れたいんです!数字!数字!)とはいえ、建築史の研究では、実測調査を行う際に、建築物の部材や建築物の高さ、長さ、大きさを実際に測定し、それを基に断面図、平面図、立面図を作成していきます。ですので、数字と向き合う機会も少なくはありません。
数字好きの私にとっては、これが唯一の救済です。しかしながら、扱う数学のレベルは中学や高校1年生程度…(´;ω;`)といったところです。
また、あくまでも、練習のため、自宅にある家具や食器で実測の練習を行っています。下の写真のように今行っています。
必要な道具としては以下のようなものを参考にしてください。
1.スケッチブック
2.曲尺
3.コンベックス