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ストック型収入について

こんにちは。いのてんです。

私は不動産売買の仕事をしながら副業で大家業を営む30歳です。

今回はおすすめのストック型収入についてお話します。


収入は大きく分けて「フロー型」と「ストック型」に2分されます。


フロー型は一過性の収入のことです。自分が動けばもらえますが、動くのをやめた途端に途絶えてしまいます。

ストック型は継続的な収入のことです。一度仕組みや商品を構築してしまえば、自分が動かずとも収益を生み続けます。

変化の早い現代ではフロー型収入だけだといつ途絶えるか分からず、不安と戦い続けなくてはなりません。一方ストック型の収入があれば、安心感が生まれ、新しいことにチャレンジしやすい環境をつくることができます。

しかしながら、ストック型収入を築くのはそう簡単なことではありません。
それなりの知識や資金、時間がないと構築できません。

今回は自分がストック型収入として何を選んだのか、そしてどのようにして収入を築いたのか、その概要についてお話していきます。


①ストック型収入に出会うまで

私は24歳から不動産売買の仕事を始め、今では6年半のキャリアになりました。

仕事を始めた当初は、少しでも早くお金を稼ぐために寝る間も惜しんで勉強し、一生懸命働きました。
その努力が実り、徐々に結果が出始め、収入も増えていきました。
ただ、実務をこなしながら感じていたのが
「この仕事を一生するのは無理だ」という思いでした。
一般のお客様を相手にするので、休みの日に電話がかかってくるのは当たり前、残業も多く、歩合制なので常に数字に追われる日々。
精神的にも肉体的にもかなりハードな仕事でした。

いずれはもっと楽に働けて、それなりの収入を得られる仕事をしたいな〜とぼんやり考えていました。

そんなある日、1人のお客様と接する機会がありました。
Mさんという50代の男性で、保有する物件の売却を考えており、うちの会社に相談が来ました。

話を聞いていると、Mさんは現在無職で、毎日趣味の車をいじったり、携帯ゲームをやりこんだり、悠々自適に暮らしているという事が分かりました。

50代ならまだ年金受給できる年齢でもないし、どうやって生計を立てているのだろう?と疑問に思い聞いてみると
「不動産の家賃収入で生活をしている」
とのことでした。

どうやら昔はサラリーマンとして大手企業に勤めており、知人に賃貸アパートの購入を勧められ、試しに1件購入した事が始まりだったそうです。

実際に購入し、ほとんど何もせず安定的に家賃収入がもらえることを知ったMさんは、追加で何件も物件を購入し続け、ついに不動産からの家賃収入がサラリーマンの収入を超えるようになりました。家賃収入だけで生活ができる見通しが立ったタイミングでMさんはサラリーマンを卒業。悠々自適な暮らしを実現しました。

当時は今と比べると格段に物件が安く、良質な物件を安価で手に入れる事ができたというのもあるとは思いますが、その時の自分にとって、Mさんが非常に羨ましく感じたことを今でも鮮明に覚えています。

今のハードな生活から脱却するために自分もサラリーマン以外の収入源をつくりたい、そう思い、不動産投資について勉強し始めます。

②不動産投資について

私は自分のストック型収入として「不動産投資」を選択しました。

「不動産投資」とは不動産を購入し収益を得ること全般を指します。

不動産から収益を得る方法は主に2つあります。

インカムゲイン:不動産を保有している間、定期的に得られる利益のこと。家賃等の収入。

キャピタルゲイン:不動産を売却する際に、購入価格より売却価格が高い時の差益。売却した時の利益。

不動産投資の場合、基本的には①のインカムゲイン(家賃収入)を目的として購入することが多いです。
②のキャピタルゲイン(売却益)は将来いくらになるか読めないのがその理由です。

具体的にどんな形で収益が生まれるかを簡単に説明します。

①物件探し
②現地確認、銀行へ融資相談
③売買契約
④ローン契約、自己資金の用意
⑤お金の支払い
⑥家賃の受取り
という流れで進みます。

①物件探し
まず自分の希望に適う物件をインターネット上で検索したり、不動産会社に訪問したりして探します。

②現地確認、銀行へ融資相談
希望に近い物件が見つかったら現地を確認をし、同時にローンを利用する場合は銀行に相談をします。

③売買契約
物件に問題がなく、ローンの審査も通りそうであれば、売買契約に進みます。

④〜⑥
そこまで行けばあとは流れ作業。
銀行とローンの契約をし、必要な自己資金を用意し、売主さんにお金を支払えば所有権が自分のものになり、そこから先の家賃収入は自分のものになります。

一番重要で一番難しいのが①です。
良い物件を探すことが最難関です。

逆に言うと、良い物件さえ見つかれば後は流れに身を任せるのみです。

私は物件を探し始めて1件目を購入するまでに半年ほどかかり、それから2件目の購入までには8ヶ月ほどかかりました。

そのくらい物件探しには時間がかかります。
ただ、ここを乗り越えて仕舞えば、あとはお金を工面できさえすれば比較的スムーズに進みます。

③規模を大きくするための方法

私は2024年7月の時点で
・一棟アパート 3棟
・区分マンション 4戸
・中古戸建て 3戸
を所有しており、そこから得られる収入はローンの返済を差し引いても一般のサラリーマンの月収以上となりました。

その状況に至るまでの過程ですが

①サラリーマンの給与を貯蓄する
②貯まった給与を頭着にして不動産を購入
③満室にして家賃収入を得る
④家賃収入を貯蓄する
⑤①と④を頭金にして不動産を購入

この繰り返しです。

不動産購入の肝は自己資金です。
いくら良い不動産が見つかったとしも、購入できる資金がなければ意味がありません。

自己資金を貯めることがはじめの一歩と言えるでしょう。

自分は最初に400万円貯めました。
それを1つ目の不動産に全額投資しました。
貯めたお金が一瞬で無くなる時は気が気じゃありませんでしたが、その1ヶ月後に家賃収入が入り始めた時にはとてつもない安心感に包まれたことを覚えています。

その次の不動産は、サラリーマンからの給与に加えて家賃収入も加わり、倍のスピードで貯蓄ができたので割と早い段階で購入できました。

買えば買うほど家賃収入が上がり、貯蓄をしやすくなります。それに伴い不動産を購入するスピードも向上していきます。

最初こそお金を貯める事に苦戦しますが、そこさえ乗り越えられれば明るい未来が待っています。


まとめ

今回は
「ストック型収入について」
というテーマでお話ししてきました。

まとめると

私のおすすめのストック型収入は
「不動産投資」で

不動産投資を実践していくためには
「自己資金」を貯めることが肝

というお話をしてきました。
不動産投資はストック型収入の中では非常に再現性が高い手法だと感じています。

安定した収入源を持ちつつ、好きな事にチャレンジしたい人の参考になればとても嬉しいです。
今後、より深いお話もできればと思っていますので、よろしくお願いします。

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