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副業で稼ぐ意味

こんにちは。いのてんです。

私は不動産売買の仕事をしながら副業で大家業を営む31歳です。

今回は自分なりの「副業収入をつくる意味」をお伝えします。

私は27歳から副業を始め、それから3年後には月あたりの副業収入が生活費を上回る状態になっていました。

元手となるお金があった訳でも、特別な方法を使った訳でもありません。
ほとんどの人が再現可能な手法で副業収入をつくりました。

今回は、副業をこなしてきた経緯と、その具体的手法についてについてお話をしていきます。

①なぜその副業を選んだのか

私が選んだ副業は「不動産投資」でした。
選ぶまでの詳しい経緯は下記の記事をお読みください。


なぜ不動産投資を副業にしたのかを改めて考えてみると、大きく2つの理由がありました。

1つは「学んできた知識を活かせる」こと。
私は不動産投資をする前から不動産売買の仕事をしていました。扱う物件は中古のマンションや中古の戸建、建売や土地の仲介だったので、投資物件を売買した経験はほとんどありませんでした。

それでも、いざ不動産投資を始めてみると、不動産の基礎知識があったので学ぶことが少なく済みました。
結果的に一般の方と比べるとかなり早いタイミングで不動産購入をすることができたため、早めに副業収入をつくることができました。

もう1つは「ストック型収入」であることです。
以前の記事にも書いていますが、不動産投資は購入してしまえばやる事が少なく、継続的に利益を生み出してくれるストック型の収入となります。
いわば、株式の配当金や作品の印税と同じ性質の収入と言えます。
もちろん、全く何もしなくても良い訳ではなく、建物や設備の維持修繕や入退去の対応など、やるべき事はいくつかありますが、いずれにしても労力は非常に少なく済みます。

自らの時間を使わずとも得られる安定収入は、他に変え難いありがたさを感じます。それを実現できる数少ない方法の1つが不動産投資だと言えます

②副業収入が必要な理由

世の中では副業が当たり前になりつつあります。
大々的に副業を認める企業もどんどん増えていますし、国の方針も副業を推奨するものに変わってきています。副業の種類もたくさんあり、探せば山ほど出てきます。

そもそもなぜ「副業」がここまで一般社会に浸透し始めたのでしょうか。
一番の要因は会社の給与だけでは生きていけないと感じる人が増えたからです。

日本では古くから
「年功序列」「終身雇用」「新卒一括採用」などの仕組みで多くの会社が動いていました。
特に規模が大きな会社ほど、このルールを厳密に守って運用されてきました。

しかし近年
・少子化による労働人口の減少
・仕事をしないのに給与が高い人の増加
・日本経済の長きにわたる低迷

などの影響により利益の上がらない会社は淘汰され、大きな会社は停滞し、今までのルールを守ることが限界を迎えたのです。

そうなると、会社としては利益を残す優秀な人材を求めます。しかし優秀な人材はどこの会社にも引っ張りだこなので、より自由な働き方を実現できる会社を求めます。
その結果、副業を認めたり、労働時間を柔軟にしたり、多様な働き方を容認する会社が増えてきたのです。

私は31歳ですが、生まれて1度も好景気を実感したことがありません。
私から下の世代、または少し上の世代の人も同じです。好景気の感覚が理解できません。

日本の先行きは明るくないと言われて育ってきたので、否が応でも将来のお金の心配をすることになります。
・年金はもらえないと思った方が良い
・老後2,000万円以上はないときつい
・そのための資産形成は自己責任

など、ネガティブな情報が蔓延しています。

では、そのような未来へどう立ち向かえばいいのか。
その答えは1つ。自分自身で稼ぎ、資産形成を行なっていくしかないのです。

そのための方法として「副業」はもってこいです。
本業で日々の生活を賄うだけの収入は確保しつつ、次のステップに向けて準備ができるのでチャレンジすることへのリスクが低いのです。

中にはいきなり会社を辞め、独立起業する人もいますが、失敗した時のことを考えるとリスクが大きすぎます。
「副業」という形なら、まずは小さく始めることもできますし、失敗したら別の副業にチャレンジすることも可能です。

ただ、反面リスクがない分、本腰を入れづらいという側面もあります。
本腰を入れず中途半端に取り組むと、いつまで経っても成果が上がらず、ダラダラ時間だけが過ぎていくことになります。

副業に取り組む姿勢として、本業を失っても副業だけで食べていけるだけの収入をつくる!くらいの心持ちで取り組むと良いと思います。

実際私は独立する手段の1つとして副業を捉えていたので継続して副業に取り組む事ができました。

③副業収入がもたらすメリット

副業収入が実際につくれるとどんなメリットがあるのかを話していきます。

大きなメリットは次の3つです。

①本業の成果が出やすくなる
②転職や独立へ一歩踏み出しやすくなる
③自信がつく

⑴本業の成果が出やすくなる

副業収入が一定額あると、本業の仕事に対して強気な姿勢で臨めます。
最悪本業の会社を辞めたとしてもなんとか生活できる、というマインドセットで働けるので、自分自身の考えに対して素直な行動ができます。
そのため、ストレスが少なく、自分のやりたいようにやる事への抵抗感が薄れます。

また、副業で収入を増やした経験を本業に活かせる場合も多いので、その場合は本業と副業の相乗効果を生み出すことができます。

⑵転職や独立へ一歩踏み出しやすくなる

副業での収入があると、自分が本当にやりたい事にチャレンジしやすくなります。

これを副業の目的としている人も多いと思います。
私自身がそうでした。叶えたい目標や理想があり、それを達成するために副業を手段とするのはとても効率が良いです。

転職や独立がしたいけどできない人の大きな要因の1つに、今の環境を捨てて本当に大丈夫なのか?という不安が挙げられます。

明らかなブラック企業だったり、人間関係が劣悪な職場の場合、今すぐにでも仕事を変えた方が良いと思います。そういう人は副業などやる前に新たな仕事を探した方が良いです。

しかし、今の仕事にそこまで大きな不満があるわけではなく、ただ漠然とした将来への不安を感じるような環境に置かれている人の場合、中々新たな一歩を踏み出す勇気が出ません。

その一歩を踏み出す背中を押すのが副業です。環境を変えず、副業にチャレンジすればリスクなく始めることができます。そこで上手くいかなければ別の副業にチャレンジしても良いですし、そのまま働き続ける選択もできます。

つまり、副業にトライすることで選択肢が増え、将来の可能性が広がるのです。

⑶自信がつく

副業で成果を出すことができると「自分はやればできるんだ」という圧倒的な自信がつきます。

副業で成果を出した事より
・副収入を得ることによる経済的な自信
・努力して稼ぎに繋がった精神的な自信

の2種類の自信を同時に手に入れることができます。

これはとてもコスパの良い投資だと思います。
自己投資も投資の1つだと捉えれば、時間やお金を副業をつくることに費やすのはとても合理的な判断だと言えます。

加えて副業の内容を何にするかも大切ではありながら、それ以上に副業を収入として成立させるための過程を身をもって体感することが重要です。その過程にこそ自信の裏付けとなる努力が隠れているのです。

なので副業に取り組む人は、副業そのものはもちろんのこと、過程にも目を向けるとより効率が上がると思います。

まとめ

今回は副業で生活費を稼ぐことについて解説してきました。まとめると

自分が選んだ副業は「不動産投資」でその理由は
「学んだ知識が活かせる」こと
「ストック型収入になる」ことでした。

副業が流行っている理由は会社の給与だけで生きていけない思う人が増えたからです。

そして副業することによって得られるメリットは
・本業が上手くいくようになる
・本当にやりたい事にチャレンジしやすくなる
・経済的にも精神的にも自信がつく
の3つでした。

今回お話ししたこと以外にも副業にはたくさんのメリットがあります。これからの時代、本業以外の収入がない人はどんどん不利になっていくと私は思います。
なぜなら、1つの会社に依存し続けることが大きなリスクになるからです。
テクノロジーは瞬く間に進化しています。その進化についていけない企業は淘汰されていきます。
あなたが属している企業も、いつか淘汰されるかもしれません。
そうならない今のうちに、自分自身の力で収入を構築しておくことをおすすめします。

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