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ふくしまけんいちろう Profile

こんにちは、ふくしまと申します。
石川県の金沢市でアイパブリッシングというIT会社を経営しながら、シビックテックと呼ばれる活動を(けっこう熱心に)全国でしています。シビックテックとは、"市民がテクノロジーを活用して、自らの望む社会を構築する活動とテクノロジー"のことを指します。

僕が誰でいったいどんなことをしているのかをプロフィールとしてまとめてみました。ご興味ある方がどれだけいらっしゃるか分かりませんが、ありがたいことに講演や各種委員のお仕事、ご相談などをいただくことも多いため記述しておきたいと思います。

随時更新していきます。

updated. 2023.06.13 (created. 2020.08.16)
※石川県のデジタル政策アドバイザーやむすびえさんのDX推進統括について記載しました。

プロフィール

1996年 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学科 博士前期課程修了 情報科学修士
1996年 沖北陸システム開発(株)にて音声言語処理の研究に従事
豊橋技科大や名古屋大学、京都大学と共同研究しながら、日本人の英語音声認識(日本語訛りも含めて)に特化した研究などをおこなう。
2008年 一身上の理由で退職、IT業界から離れる。
2009年 アイパブリッシング有限責任事業組合 設立
スマホによるマンガ出版事業を開始。
2011年 アイパブリッシング株式会社 設立 代表取締役就任
スマートフォンアプリを主軸にした企画、開発、運用までおこなう。
2013年 Code for Kanazawaを9人で設立
日本で最初のCode for コミュニティ。シビックテックという活動をし始める。最初に開発したプロダクトである5374(ゴミナシ).jpは全国120都市以上に拡がる。
2014年 一般社団法人コード・フォー・カナザワ 設立 代表理事就任
サービスの継続に責任を持って活動するために法人化。
2014年 一般社団法人学術資源リポジトリ協議会 設立 理事就任
学術資源のリポジトリ化を進める。特に美術館や博物館、資料館、図書館資料のアーカイブ化とオープン化、その利活用を検討。
2017年 金沢に本拠地を置くOPENSAUCEの理念に感銘を受けてメンバーとして活動
食 x ITを軸に活動するが、特にデータの利活用に注力。
2019年 一般社団法人シビックテックジャパン 設立 代表理事就任
全国に数多く拡がった地域のシビックテックコミュニティが横連携でつながっていく場の創出を目指す。ある地域から生まれたアイデアやプロダクトが別の地域でも育っていく、そういう活動を全国のコミュニティの方々と創っていきたい。
2020年 アイパブリッシング株式会社 沖縄支社設立
金沢と沖縄の二拠点で活動

ITそのものの技術への興味から、それをどう社会に活用できるかに興味が移っています。

現在の主なお仕事

アイパブリッシング株式会社 代表取締役
株式会社OPENSAUCE メンバー
認定NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ DX推進統括
一般社団法人コード・フォー・カナザワ 代表理事
一般社団法人シビックテックジャパン 代表理事
一般社団法人学術資源リポジトリ協議会 理事
デジタル庁(旧 内閣官房)オープンデータ伝道師
総務省地域情報化アドバイザー
石川県デジタル政策アドバイザー
沖縄県DX分野別アドバイザー(行政分野)

金沢市ITビジネスプラザ武蔵交流・創造推進事業運営委員会ディレクター
内灘町産業支援センターアドバイザー
オープンイノベーションオフィスSENQメンター
金沢科学技術大学校 非常勤講師

その他にも、会社の支社がある沖縄も大好きということもあって、沖縄のシビックテックコミュニティにもメンバーとして参画しています。沖縄のシビックテックを盛り上げることに繋がればいいなぁと。
教育や産業振興にも興味があります。

委員等履歴(太字は現在も受嘱)

2014年 金沢市ICT利活用型高齢者見守りサービス検討会委員
2015年 石川地域づくり協会コーディネーター(継続)
2017年 金沢市ITビジネスプラザ武蔵交流・創造推進事業運営委員会ディレクター(継続)
2017年 金沢市市民活動サポートセンター整備検討懇話会委員(〜2018年)
2017年 新金沢市広報基本戦略検討委員会委員
2018年 総務省オープンデータ地域メンター
2018年 経済産業省 新公共サービス研究会委員
2018年-2022年 金沢市市民活動サポートセンター運営会議委員
2018年 金沢市道路雪害対策検討委員会委員
2019年 デジタル庁 オープンデータ伝道師(旧 内閣官房 オープンデータ伝道師)(継続)
2019年 総務省地域情報化アドバイザー(継続)
2019年-2020年 VLEDデータ運用検討分科会委員
2019年 中能登町まち・ひと・しごと創生有識者会議委員(継続)
2019年 志賀町電子マネー等の利用により収集したデータの利活用検討会委員
2020年 金沢シビックテック推進協議会会長(継続)
2020年 金沢市IMAGINE KANAZAWA 2030推進会議委員 ※SDGs(継続)
2020年 金沢市新産業創出アドバイザー
2020年-2021年 沖縄県万国津梁会議 稼ぐ力検討委員会委員
2021年 金沢市DX会議 委員(継続)
2021年 石川中央都市圏ビジョン懇談会 委員(継続)
2021年 内灘町産業支援センター運営アドバイザー(継続)
2021年 内灘町デジタル・トランスフォーメーション推進委員会 委員(継続)
2021年 沖縄県DX分野別アドバイザー(行政分野)(継続)
2022年 デジタル庁 推奨データセット検討委員会 委員
2022年 美濃市DX推進協議会アドバイザー
2022年 那覇市IT戦略会議委員
2022年 中能登町デジタル・スマートバリアフリーシティDXアドバイザー(継続)
2022年 沖縄県データ活用協議会委員
2022年 金沢市デジタルミュージアム構築検討委員会委員(継続)
2022年 金沢市広報基本戦略検討委員会委員
2023年 石川県デジタル政策アドバイザー

その他、関連の審査委員を務めさせていただいたり、全国市町村国際文化研修所や自治体等の公共やYahoo! Japanなど民間の方々から関連する内容について講師などのお仕事もさせていただいております。

SNS系の他のリソース

Twitter シビックテック、IT、本やアートのこと、呟いています
slideshare 最近はあまりアップしていませんが、過去の発表資料あります
speakerdeck 同じく過去の発表資料
facebook ほぼ友達限定投稿です。一度会ったことのある方は友達申請を!

活動のポートフォリオ

主にコミュニティ/行政/産業という面で整理してみました。

コミュニティへの取り組み
やっぱりシビックテックが一番多いし、これを軸として他の活動にも繋がっています。
自身で最初に立ち上げた石川県のシビックテックコミュニティCode for Kanazawa(一般社団法人コード・フォー・カナザワ)をはじめ、全国で講演活動などをしています。呼んでくだされば必ず行きます!(笑)

Code for Kanazawaについては新聞をはじめとした様々なメディアや研究者の方々がレポートしてまとめてくださっています。その全てをあげることができないですが、2016年のCIVIC TECH FORUMでの記事はとてもよくまとまっています。

シビックテック黎明期ではこういう記事もありました。

Code for Kanazawaだけに限らず、最近は全国のシビックテックの啓蒙と発展のために活動しています。その一つとしてCIVIC TECH FORUM(シビックテックフォーラム)の運営や一般社団法人シビックテックジャパンの立ち上げがあります。

沖縄には僕が経営する会社の支社もあることから特に沖縄のシビックテックコミュニティと協働しています。
もともとは2016年に初めて金沢市の方と一緒に呼んでいただいて、それから年に1〜2度来るようになったのですが、とても気に入ってしまい、今では最低月一回は訪れる土地になってしまいました。

また、シビックテックについては共著で本も書かせていただきました。市民主体でどう行動していけば良いのか悩んでいるシビックテックプレイヤーの皆さんには特にお勧めです。

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行政への取り組み

オープンデータの推進は早い時期から取り組んでいました。特に地元の金沢市は日本で4番目にオープンデータに取り組んだ自治体で、行政の方々と一緒に歩んできました。
また、自治体では初となる「金沢市オープンデータ官民ラウンドテーブル」ではファシリテーターをさせていただきました。

また、SDGsにも強い関心があります。この大きな事柄にITをはじめとしたテクノロジーはきっと大きく活躍できると信じています。
そのため、2018年から「国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)」の取り組みも参画させていただいています。

また、僕も参加した経済産業省の新公共サービス研究会で取りまとめたこの報告書は、とても刺激的な内容です。これからの日本の現状を真っ向から見据えて、どうすべきかを議論した成果として、ぜひご覧ください。

委員履歴や審査員、講演などのお仕事で、全国の様々な行政の方とお仕事させていただきました。
行政の方々と一緒にお仕事するようになって感じたのは、皆さん、とても熱心で地域のことを考えて頑張られている方が多いということ。

民間の視点でそういった方々と協働し、もっと地域をより良くする解を導けるのではないかと最近感じています。

産業への取り組み

金沢市のインキュベーション施設であるITビジネスプラザ武蔵にはもう長く関わらせてもらっています。今は、ディレクターとして市民のITや起業の相談を受けるほか、様々なインキュベーションや新産業創りにつながる活動をさせてもらっています。

また金沢市においては2020年 新産業創出アドバイザーとして新産業創出の提言もさせていただきました。こちらで提言させてもらった内容は、沖縄においても有効と考え、沖縄県等についてもご提案させてもらっています。
下記リンク内に「コミュニティを基盤とした社会課題解決ビジネス
(ソーシャルビジネス)のエコシステムの創造」という提言があります。

地域を担う中小企業がITによってさらに稼ぐことができるようになることは、地域づくりにおいてとても大事です。なので、そうしたお手伝いもさせてもらっています。
最近では、石川県の能登町においてセミナーをさせてもらっています。

少しユニークなものでは、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構さんのインタビューにてシビックテックをビジネスにするという考えや美術館や資料館の資料を価値に変えていく話もしています。

人間が生きていく上で欠かせない「食」に僕は強い関心があります。そこには文化や生活があるし、ロマンも感じます。そして、美味しいし、みんな笑顔になれる。
だから、金沢で活動するOPENSAUCEに強い感銘を受け、食 x ITというようなフードテック、特に「食」分野のデータ基盤作りやその利活用に関心があります。
IPAの共通語彙基盤のパートナーにもなっています。

僕はシビックテックは、コミュニティという非営利の面とビジネスという営利の面の両輪で地域を支えるべきという考えを持っています。そういう意味で、僕なりのシビックテックビジネス論を話させてもらったりしています。

チャレンジする人を応援もしたいと思っているので、全世界で開催されているStartup Weekendではメンターをはじめ、2019年のOkinawaではゴールドスポンサーもさせていただきました!

また、僕が経営するアイパブリッシング株式会社は、新型コロナウイルス以前からリモートワークに関心を寄せ、社内整備をおこなっていました。

また、弊社はオープンカルチャーと芸術という領域についても支援しています。特に様々なオープンソースやオープンデータ団体、音楽や美術系団体に寄附をさせてもらっています。
ホームページの一番下を参照ください。

一緒にやってみたいこと

僕の根幹はITであることは間違いありません。だから、社会や行政にテクノロジーを利活用(実装)していくことで、私たち市民の生活が大きく良くなると僕は信じています。
でも、それは技術者だけで、できることではありません。社会を大きく変えるような方法は、その社会の構成要素である市民全員で考えていくべき問題であると考えています。

あなたと一緒にやりたいこと
・シビックテックマインドと活動を地域に拡げていくこと
・そのシビックテック活動を全国で共有していくこと
・市民DXを実現すること
・オープンデータを行政に拡げていくこと(伝道師として声かけてください)
・オープンガバメントを推進すること
・地域情報化、行政DXを推進すること
・テクノロジーを理解する市民を増やすこと
・SDGsを一人でも多くの人たちに理解してもらうこと、実践してもらうこと
・地域の中小企業にITを導入すること
・食のデータ化を推進すること
・持続可能な観光モデルを考え、構築すること
・(おそらく最大の課題である)少子化問題を解消すること

お問い合わせ

シビックテックやオープンデータのご相談、取材依頼などは僕が経営するアイパブリッシング株式会社の問い合わせフォームか、僕個人のTwitterFacebookなどからご連絡ください。

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