ふくしまけんいちろう Profile
こんにちは、ふくしまと申します。
石川県の金沢市でアイパブリッシングというIT会社を経営しながら、シビックテックと呼ばれる活動を(けっこう熱心に)全国でしています。シビックテックとは、"市民がテクノロジーを活用して、自らの望む社会を構築する活動とテクノロジー"のことを指します。
僕が誰でいったいどんなことをしているのかをプロフィールとしてまとめてみました。ご興味ある方がどれだけいらっしゃるか分かりませんが、ありがたいことに講演や各種委員のお仕事、ご相談などをいただくことも多いため記述しておきたいと思います。
随時更新していきます。
updated. 2023.06.13 (created. 2020.08.16)
※石川県のデジタル政策アドバイザーやむすびえさんのDX推進統括について記載しました。
プロフィール
ITそのものの技術への興味から、それをどう社会に活用できるかに興味が移っています。
現在の主なお仕事
その他にも、会社の支社がある沖縄も大好きということもあって、沖縄のシビックテックコミュニティにもメンバーとして参画しています。沖縄のシビックテックを盛り上げることに繋がればいいなぁと。
教育や産業振興にも興味があります。
委員等履歴(太字は現在も受嘱)
その他、関連の審査委員を務めさせていただいたり、全国市町村国際文化研修所や自治体等の公共やYahoo! Japanなど民間の方々から関連する内容について講師などのお仕事もさせていただいております。
SNS系の他のリソース
活動のポートフォリオ
主にコミュニティ/行政/産業という面で整理してみました。
コミュニティへの取り組み
やっぱりシビックテックが一番多いし、これを軸として他の活動にも繋がっています。
自身で最初に立ち上げた石川県のシビックテックコミュニティCode for Kanazawa(一般社団法人コード・フォー・カナザワ)をはじめ、全国で講演活動などをしています。呼んでくだされば必ず行きます!(笑)
Code for Kanazawaについては新聞をはじめとした様々なメディアや研究者の方々がレポートしてまとめてくださっています。その全てをあげることができないですが、2016年のCIVIC TECH FORUMでの記事はとてもよくまとまっています。
シビックテック黎明期ではこういう記事もありました。
Code for Kanazawaだけに限らず、最近は全国のシビックテックの啓蒙と発展のために活動しています。その一つとしてCIVIC TECH FORUM(シビックテックフォーラム)の運営や一般社団法人シビックテックジャパンの立ち上げがあります。
沖縄には僕が経営する会社の支社もあることから特に沖縄のシビックテックコミュニティと協働しています。
もともとは2016年に初めて金沢市の方と一緒に呼んでいただいて、それから年に1〜2度来るようになったのですが、とても気に入ってしまい、今では最低月一回は訪れる土地になってしまいました。
また、シビックテックについては共著で本も書かせていただきました。市民主体でどう行動していけば良いのか悩んでいるシビックテックプレイヤーの皆さんには特にお勧めです。
行政への取り組み
オープンデータの推進は早い時期から取り組んでいました。特に地元の金沢市は日本で4番目にオープンデータに取り組んだ自治体で、行政の方々と一緒に歩んできました。
また、自治体では初となる「金沢市オープンデータ官民ラウンドテーブル」ではファシリテーターをさせていただきました。
また、SDGsにも強い関心があります。この大きな事柄にITをはじめとしたテクノロジーはきっと大きく活躍できると信じています。
そのため、2018年から「国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)」の取り組みも参画させていただいています。
また、僕も参加した経済産業省の新公共サービス研究会で取りまとめたこの報告書は、とても刺激的な内容です。これからの日本の現状を真っ向から見据えて、どうすべきかを議論した成果として、ぜひご覧ください。
委員履歴や審査員、講演などのお仕事で、全国の様々な行政の方とお仕事させていただきました。
行政の方々と一緒にお仕事するようになって感じたのは、皆さん、とても熱心で地域のことを考えて頑張られている方が多いということ。
民間の視点でそういった方々と協働し、もっと地域をより良くする解を導けるのではないかと最近感じています。
産業への取り組み
金沢市のインキュベーション施設であるITビジネスプラザ武蔵にはもう長く関わらせてもらっています。今は、ディレクターとして市民のITや起業の相談を受けるほか、様々なインキュベーションや新産業創りにつながる活動をさせてもらっています。
また金沢市においては2020年 新産業創出アドバイザーとして新産業創出の提言もさせていただきました。こちらで提言させてもらった内容は、沖縄においても有効と考え、沖縄県等についてもご提案させてもらっています。
下記リンク内に「コミュニティを基盤とした社会課題解決ビジネス
(ソーシャルビジネス)のエコシステムの創造」という提言があります。
地域を担う中小企業がITによってさらに稼ぐことができるようになることは、地域づくりにおいてとても大事です。なので、そうしたお手伝いもさせてもらっています。
最近では、石川県の能登町においてセミナーをさせてもらっています。
少しユニークなものでは、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構さんのインタビューにてシビックテックをビジネスにするという考えや美術館や資料館の資料を価値に変えていく話もしています。
人間が生きていく上で欠かせない「食」に僕は強い関心があります。そこには文化や生活があるし、ロマンも感じます。そして、美味しいし、みんな笑顔になれる。
だから、金沢で活動するOPENSAUCEに強い感銘を受け、食 x ITというようなフードテック、特に「食」分野のデータ基盤作りやその利活用に関心があります。
IPAの共通語彙基盤のパートナーにもなっています。
僕はシビックテックは、コミュニティという非営利の面とビジネスという営利の面の両輪で地域を支えるべきという考えを持っています。そういう意味で、僕なりのシビックテックビジネス論を話させてもらったりしています。
チャレンジする人を応援もしたいと思っているので、全世界で開催されているStartup Weekendではメンターをはじめ、2019年のOkinawaではゴールドスポンサーもさせていただきました!
また、僕が経営するアイパブリッシング株式会社は、新型コロナウイルス以前からリモートワークに関心を寄せ、社内整備をおこなっていました。
また、弊社はオープンカルチャーと芸術という領域についても支援しています。特に様々なオープンソースやオープンデータ団体、音楽や美術系団体に寄附をさせてもらっています。
ホームページの一番下を参照ください。
一緒にやってみたいこと
僕の根幹はITであることは間違いありません。だから、社会や行政にテクノロジーを利活用(実装)していくことで、私たち市民の生活が大きく良くなると僕は信じています。
でも、それは技術者だけで、できることではありません。社会を大きく変えるような方法は、その社会の構成要素である市民全員で考えていくべき問題であると考えています。
お問い合わせ
シビックテックやオープンデータのご相談、取材依頼などは僕が経営するアイパブリッシング株式会社の問い合わせフォームか、僕個人のTwitterやFacebookなどからご連絡ください。