[EndeavourOS]plymouthの設定
はじめに
サブPCにEndeavourOSをインストールしました。
インストールしただけでは、起動時にブートメッセージが流れるため、ブートスプラッシュを表示できるように設定しました。
plymouthセットアップ
plymouthのインストール
以下のコマンドでplymouthをインストールします。
# パッケージリストの更新
# sudo pacman -Syy
# plymouthのインストール
# sudo pacman -S plymouth
plymouthの設定
# echo “add_dracutmodules+=\" plymouth \"” | sudo tee -a /etc/dracut.conf.d/myflags.conf >> /dev/null
テーマの選択
# plymouth-set-default-theme -R bgrt
カーネルパラメータの設定
/etc/kernel/cmdlineを編集して、quietとsplashの2つのカーネルパラメータを追加します。
quietは、ブートメッセージを非表示にするカーネルオプションです。
splashは、ブートスプラッシュを有効にするカーネルパラメータです。
initramfsの更新
カーネルパラメータを反映させるには、initramfsの再生成をする必要があります。
以下のコマンドを実行します。
# initramfsイメージの再生成
# sudo dracut --force
# initramfsイメージをブートパーティションに配置
# sudo reinstall-kernels
systemd-bootの設定
plymouthのセットアップついでにsystemd-bootのメニューを非表示にしておきます。
以下のwikiを参照しつつ設定しました。
/esp/loader/loader.confを編集し、timeoutを0に変更します。
起動中にspaceを押しっぱなしにしておくと、メニューが表示されますので、必要な時は表示できます。
追記(2024/05/28)
デフォルトでは起動スプラッシュ中にArch Linuxのロゴが表示されます。しかし、私が使用しているのは、Endeavour OSなので、ロゴを差し替えます。
上記のリンク先から入手したsvgをpngに書き出して、/usr/share/plymouth/themes/spinner/watermark.pngに配置すればよいです。
EndeavourOS logo horizontal whiteが良いと思いますが、そのあたりはお好みで。
おわりに
問題なく設定できれば次回起動時からブートスプラッシュが表示されるはずです。