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Let’s note CF-XZ6のキーボード交換をした

Let’s noteのキーボード交換の記事や動画は、各機種で上がっているものの、XZ6については見つからなかったので、書いてみる。

経緯と症状

先日、XZ6の下矢印キーやBackspaceキーなどの動作がおかしくなってしまった。動作不良の内容は、例えば、Backspaceを押すと、50%くらいの確率で、Alt+Ctrl+Delの挙動をする、下矢印キーを押すと、同様の確率で、ページ送りの挙動をするなど、キー操作が正常に機能しない状況だった。

切り分け

デスクトップPCに繋いでいるキーボードは正常に動作したので、ロジックボードの故障ではないと判断。
また、XZ6は画面部とキーボード部が分離し、タブレット端末として使えるのだが、キーボード部のタッチパッドやUSB端子などは正常に動いており、キーボード部のUSB端子に外部キーボードを接続しても動作は問題ないため、内蔵キーボードの不良を疑った。
Let’s noteシリーズのキーボードは、矢印やBackspaceなどの右寄りのキーに、様々な機能が割り当てられており、Fnキーとの同時押しで使用できる。Fnキーが誤反応しているようで、Fnキーが反応しなかったときは、本来の機能(下矢印キーなら下移動)が動作し、Fnキーが反応してしまったときは、割り当てられた機能(下矢印キーならページ送り)が動作している様子だった。
そのため、内蔵キーボードの故障と判断した。

キーボードの掃除のため、キートップを外した時に変な負荷がかかった可能性くらいしか原因に心当たりはない。

交換用キーボードを発注

仕方なく、交換用のキーボードを購入することにした。
4150円と多少値段はするが、XZ6が出先で使えないよりはいい。
とはいえ、公式には販売されていないので、交換用キーボードはshop8888さんで購入した。

購入

購入から手元に届くまで、非常に早かった。
こちらのお店は、決済方法として、代金引換もしくは銀行振込のみしか対応していない。
小規模なネット通販だとクレジットカードに対応するのは大変なので、仕方ないだろう。
ただ、過去の経験から、このようなお店はかなりゆっくりな対応という印象があり、手元に届くのは1週間後くらいだろうと思いつつ注文した。
少しでも早くに手元に届くように、お昼休みを使って即日振り込みをした。
すると、午後4時過ぎ頃に、運送会社(ヤマト運輸)から、翌日の着荷予定通知が届いた。
そして、翌日には手元に交換用キーボードが届いた。

………のだが、届いたのはMXシリーズ用のキーボードだった。
上の届いた商品の画像と下のXZ6から外したキーボードの画像を比べると一目瞭然なのだが、形状が異なる。

交換対応

幸い、すぐに異なる物だと気がつき、注文メールで正しく注文をしたことを確認した(下画像)。
こちらの間違いではない事を確認した上で、交換依頼のメールを送信した。

すると、直ぐに交換品の配送手配をしてもらうことができ、翌日には正しい商品が改めて手元に届いた。
(間違って届いた商品は、着払いで返送)
注文〜納品までがとても早く、交換品の手配も大変スムーズだったので、また機会があれば、こちらのお店を使いたい。

交換作業

交換作業は、とても簡単だった。
キーボードの右上をマスキングテープで養生し、キーボードの下にマイナスドライバーなどの薄くて硬さのある物を差し込む(傷が付くので、マイナスドライバーはお勧めしない)。
ここで、気をつけるのは、キーボードの下にあるアルミ板の下に差し込む事。アルミ板の上にシリコンのシートがあるが、これを剥がすのではなく、アルミ板ごと剥がす必要がある。

キーボードが浮き上がったら、古いクレジットカードなどをキーボードの下に差し込み、全体的に止まっている両面テープを剥がしていく。なお、Mキーの下辺りにフレキケーブルがあるので、その周辺は注意する。

キーが剥がれたら、フレキケーブルの通っている穴に防水用シールが貼ってあるのでシールを剥がす(このシールは再利用するので捨てない)。
白いストッパーをスライドさせ、フレキケーブルを抜くとキーボードが取れる。
後は逆手順でフレキケーブルを接続し、交換用キーボードを貼り付ける。取り付けの際は、キーボード下側の突起を本体の溝に合わせる。また、フレキケーブルを断線させないように注意して、トラックパッド上の隙間に押し込む。

貼り付けが終わったら完成。

作業時間は30分未満だったと思う。
なお、古いキーボードはアルミ板が変形して再利用できないので、特に必要のない場合は取り外さない方がいい。

感想

流れを文章にするのは難しかったので、動画でも撮っておけば良かったと後悔…。
私自身は、YouTubeにキーボード交換している動画があったのでそれを見ながら行ったが作業自体は楽だった。
下に私が参考にした動画のリンクを載せておく。
機種は異なるものの、手順や注意点などは概ね同じなので、参考になると思う。

参考

1. 岡ちゃんnel様

2. 吉田製作所様

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