塩作りって知れば結構面白いです。
こんにちは、ハレルヤです。
今回は塩のお話です。
藻塩(もしお)という塩をご存知でしょうか?
藻塩は主に日本の中国地方で作られている塩で日本の塩づくりの原点といわれている製塩法です。
日本には岩塩や塩湖といった塩資源が無いため、古くから海水を原料とした塩作りが行われてきました。
しかし、日本の気候は多雨多湿で天日製塩には不向きです。
そこで生まれたのが、汲み上げた海水を濃い塩水に濃縮し、煮詰めて塩の結晶を取り出す製塩法でした。
今回紹介するのは島根半島・宍道湖(しんじこ)中海ジオパーク。
美しい日本海に面した島根県出雲市大社町(たいしゃちょう)北部にある『鵜峠』(うど)と『鷺浦』(さぎうら)地区。
二つの地区を合わせて『うさぎ』と呼びます。
うさぎ地区はリアス式海岸の入江で水深が深く江戸時代には北前船の風待ち港として栄えました。
『風待ち港』とは昔の船は風が原動力だったので風が吹くのを待って出港する港のことをいいます。
うさぎ地区で塩を作っているのは『うさぎ元気な会』の人たち。
過疎化や高齢化が進む地域を盛り上げたいという思いから昔からうさぎ地区で行われていた『藻塩づくり』を復活させました。
ミネラル豊富でまろやかな味わいの藻塩。
うさぎ地区で作られている藻塩は日本海の水深5メートルから海水を汲み上げます。
海水を煮詰めていくと水分が蒸発し塩が個体になります。
塩を取り除いていくと濁ったどろどろの液体が残りますが、それはニガリです。
次にアラメという海藻を焚き上げ海藻エキスを抽出。
アラメのエキスと塩を混ぜさらに煮詰めていきます。
すると、アラメの色がほんのりとついた状態になるので不純物を取り除いていきます。
後は、乾燥させて出来上がり。
アラメの旨味成分とミネラルがたっぷり。
尖った辛さはなく、まろやかな口あたりで塩分濃度が低いのが特徴です。
ハレルヤは藻塩食べたことないので、Amazonで注文してみようと思います。
今回は以上です。
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