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韓国のまわりの海で魚がたくさんとれる。 しかし今は・・・・
こんにちは、ハレルヤです。
今日は魚のお話です。
韓国料理といえば何を思い浮かべるでしょうか?
恐らく、『焼肉』と思う人が多いと思います。
しかし、韓国は魚が沢山とれる国でもあるのです。
韓国は年間の漁獲量は250万トン以上。
日本の年間の漁獲量は417万トン以上
因みに中国の漁獲量は1781万トン以上
かつて日本は1984年には1281万トン以上だった時もありました。
韓国の人口は約5000万人なので、日本の1億二千万人と比べると漁獲量の比率は高いといえます。
何故こんなに韓国は魚がとれるのか?
知っての通り韓国は半島の国です。
三方を海で囲まれています。
三つの海で実はとれる魚が違うのです。
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日本海の方はプランクトンが多く暖流と寒流が流れ込むので寒流系の魚と暖流系の魚がとれます。
西の方は大陸から沢山の栄養分が流れてくるため、アジやイワシなどが豊富にとれます。
南の方は海が暖かいので暖かい系の魚がとれます。
というわけで、韓国はその地形からいろんな魚がとれる漁場になってます。
それだけでなく、インド洋などにも遠洋漁業をしているのでマグロなどの大型な魚もとれます。
こうして見てみると、韓国は実は焼肉王国ではなくむしろ魚王国であることがわかります。
しかし、韓国は今大変なことになってます。
それは、韓日間で双方の排他的経済水域(EEZ)での漁獲割当量などを定める韓日漁業協定が2016年6月末に期限切れとなってから、早くも7年目突入。
協定に基づき日本のEEZに入って操業していた韓国の水産業界は漁場を失い、多大な被害を被っています。
韓日漁業協定は、韓日両国の漁船が互いのEEZで操業条件を守って漁業活動を行えるよう取り決めたものです。
1998年に初めて締結されて以降、両国は操業条件を変えながら毎年協定を更新していたが、2016年に漁獲割当量を巡り交渉が決裂し、同年7月以降は相手国のEEZで操業できなくなっています。
このため韓国の漁業関係者は大きな打撃を受け、操業する漁船数は減っていない一方で漁場だけが狭くなったことで競争と対立が激化し、海の資源枯渇も懸念されています。
魚の需要が増えてく中、日本のとるべき道は険しそうです。
今回は以上です。
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