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突然現れ、突然消える【幻の湖】

こんにちは、ハレルヤです。
今回は幻の湖のお話です。

北海道の屋根といわれる大雪山。
その大雪山に突然現れ、突然消える幻の湖が有ります。

実は、大雪山とは北海道の中央部にそびえる火山全体を指してます。
幻の湖が現れるのは大雪山の中にある『白雲岳』という山。

毎年、5月になると白雲岳の火口に湖が現れます。
ところが、6月中旬になるとその湖は突如として消えてしまうのです。

たった1ヶ月しか現れない湖
どうしてその様な事が起こるのでしょうか?

白雲岳にある幻の湖

答えは『凍土』

北海道の大雪山周辺はとっても寒い所。
冬は雪に覆われて地中深くまで凍ってしまいます。

ところが、春になると徐々に雪解けが始まり白雲岳の火口に溶け出した水が集まり始めます。

火口の底が凍っているため水が溜まりやすく突然湖が出現するのです。

この溜まった水は地中で凍った凍土を徐々に溶かしていきます。
すると溜まっていた水は火口の底に吸い込まれて湖は突然姿を消してしまうのです。

ポイントは地中深くまで凍った凍土があることで春になると水が溜まりやすく、6月になると凍土が溶けて一気に地面に吸い込まれていくという事です。

今回は以上です。

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