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Synthesizer V Studio 2の発売日決定と旧ライブラリ互換機能で期待したいこと

 一昨日2月13日にSynthesizer V Studio 2(以下SynthV2)の発売日が3月21日になると、Dreamtonicsy社とAHS社の公式ページにて発表されました。

 また、AHS社より宮舞モカ、氷山キヨテル、mikiの3つのライブラリがSynthV2用のライブラリとして3月21日に同時発売することが発表されました。

 氷山キヨテルとmikiはSynthVライブラリとしてはVersion2が初となりますが、宮舞モカは去年の9月26日よりVersion1のライブラリが発売されているため、宮舞モカの全ユーザーを対象に3月21日から4月30日までの期間限定でVersion2のダウンロード版ライブラリが無償で提供されることになりました。
 期間終了後は4,950円でアップグレードコードを購入する形となるため、3月21日になったら早めにゲットしたいと思います。

 また、SynthV1のStudio Proエディタのユーザーを対象に3月21日から4月20日までの期間限定でSynthV2用ライブラリのアップグレート版を5,500円で購入できるため、こちらも3月21日になったら早めにゲットしたいと思います。(4月21日以降はアップグレート版は7,700円に値上がりし、9月30日にアップグレート版の販売が終了するとのこと)

 現行のSynthV1用のライブラリユーザーにはSynthV2で使用できるように変換されたライブラリが提供されるため、SynthV2に移行しても問題なく使用できると思います。

 SynthV2用のライブラリと比べるとSynthV1を変換したライブラリはSynthV2の新機能(スマートピッチコントロール、タイミングの子音の詳細な調整、ボーカルスタイルのピッチ、発音調整、マウスオープニングパラメータ、韓国語歌唱対応等)が使えない制約はありますが、Synth1の機能はほぼ使用できるので問題はないと思います。

 対応表は以下のAHSの公式ページを参照してください。

 https://www.ah-soft.com/synth-v/sp/

 特に注目したいのは、SynthV1のStandard版のライブラリもSynthV2で使用できるように変換されたライブラリが提供されて、SynthV1では使用できなかったAIリテイク、多言語対応(SynthV2のみ対応の韓国語は除く)、ラップモードに対応するということです。

 SynthV1ではStandard版ライブラリはAI版と異なり新機能追加の対象外でSynthVの進歩から取り残されていました。SynthV2で使用できるStandard版の互換用ライブラリはボーカルスタイルが無い点以外はSynthV1のAI版と同等になります。

 琴葉茜・葵、ゲンブはStandard版のみでAI版が存在しませんが、SynthV2ではSynthV1のAI版に近い形で使用できるので、最も恩恵を受ける形になります。SynthV2の登場を機に琴葉茜・葵、ゲンブの購入を検討するのもありだと思います。

 小生は琴葉茜・葵のSynthVライブラリを所有していますので、SynthV2互換用ライブラリの登場を心待ちにしたいと思います。


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