【憲法改正の議論が平和ボケすぎる件】

   選挙を控える中、憲法改正が議論が活発になっています。そこで思ったのが「みんな議論の仕方おかしくないか?」。憲法改正の議論になったら(特に9条)「平和憲法を壊すな」「日本は軍国主義に戻ってしまう」とか言う人がいるけど、それって”9条=平和が保証される”っていう一種のイデオロギーに染まってるだけではないんですか?ここで僕が言いたいのは「改憲するべきだ」とか「改憲は絶対ダメ」みたいな話ではなくて、憲法の議論をする上でみんなのスタンスやコモンセンスが少しおかしいのではないか?という問題提起です。
   僕が言いたいことは2つあって、1つはロジックベースで考えるべきだということ。今回の改憲案は日本の国防と安全保障に直結する問題です。その中みんなは「平和じゃなくなる」「改憲したら日本は戦争する」と言います。でもそこにはロジックがありますか?なんとなく平和憲法の9条を変えたら戦争になると思ってないですか?改憲すると〇〇が起こってしまう。日本を守るためには〇〇するべきだなぜなら〜、など根拠ベースの議論が行われるべきだと考えるべきです。「平和主義」?そんなの当たり前です。逆に誰が平和を望んでいないのですか?もっと、どうすれば日本は安全になるか?を考えて議論した方がいいと思います。もちろん緊急事態事項など議論が必要な部分はたくさんありますが、みんな根拠のない平和主義で考えすぎている気がします。
   2つ目はグローバルスタンダードで議論するべきだということ。先ほど行ったように今回の憲法議論は国防に関わること。そのため、本来は国際情勢、国際関係学などを考慮して考えないといけない問題です。軍事は日本国内じゃなくて国外の国や地域とどう関わるかという問題。それなのに日本人は「日本は平和主義だから〜」「70年間平和だったから〜」とか言って国際情勢を無視した議論を行なっています。不幸なことですが今の世界は平和な世の中とは言えません。世界ではいまだに紛争や迫害、虐殺が行われている所があります。日本も他人事ではないです。みんなが見て見ぬ振りをしているだけで国の安全を脅かすリスクはたくさんあります。平和は「願う」ものではなくて「築く」ものです。ただ戦争はダメだよ、対話で解決しようとか言ってるだけでは平和なんて維持できないです。そんな簡単に平和を作れるんやったら今ごろ戦争なんて無くなってます。

  日本は自分達だけで70年間平和を維持してきた訳ではないのです。今の日本は、アメリカなど色んな国との協力などを得て安全を維持してきました。それなのに「私たちは平和主義やから軍隊持たないし、海外で何かあっても日本は何も協力しない」と言ってるのは身勝手で自己中心すぎます。戦後どうやって日本が復興して安全を確保してきたのかを考えたことありますか?もっと世界の事に目を向けて国防について議論するべきです。
と言うわけで平和ボケのマインドを一回捨てるともっと良い議論ができると思います。
みんな選挙に行こう!

バークホルダー謙