必要なのはノウハウじゃない。「インタビューの羅針盤」はどこにある?
見聞図書館 副館長の本田です。
先日、館長の浜田みかさんと、久々にZoomをつないだ。
お互い忙しいのはTwitterを見ていれば分かっていて、でも「話しましょうか」と決まってからはサクサク日程調整が進んだ。
浜田さんは、めちゃくちゃ話が早い。そして具体的だ。だから、Zoomをつないでからたった1時間で、「インタビューの羅針盤」の骨子とアクションプランが決まっていった。
見聞図書館という、「ライターがライターに話を聞く」という企画の核となるのは、当然ながらインタビューの力。
ゆるゆるとだけど、1年続いた見聞図書館。仕事ではないけど、「書く」を生業にしているライターの方々が、自らの意思でかかわってくれている。いいコンテンツができるに決まっている。
でもやっぱり、課題はある。
「誰の課題」という話ではない。もっとマクロな、「取材という奥深い世界に、言葉をつかう者として、どう足を踏み入れていくか」という課題だ。
人は(私も)ノウハウを求めたがる
どうやって進めばいいか迷ったとき、人はノウハウを知りたがる。だから仕事に直結するテーマのオンラインセミナーは大盛況だし、本屋では文芸書よりビジネス書が目立つ場所に並べられている。
Twitterにだって、インタビューのノウハウは流れてくる。
Googleで「取材 コツ」で検索すると、SEOがしっかり考えられた優良記事にたどり着ける。
でも、ノウハウに触れただけでは人は成長しない。
これはインタビューに限らないけど。
答えのない迷いも含めて、話してみよう
誰かの人生や、想いを言葉にすることを仕事に選んだ身として、インタビューは避けて通れない。だからノウハウに触れて満足してちゃいけない。
Zoomでは、そんなことを話したと思う。
そして、その自戒も込めて、「今の2人がインタビューとライター業について思うことを、ゆるゆる話す機会をつくってみよう」という案が出て、数十分のうちに、企画が動き出したというわけだ。
6月26日、羅針盤を探しに。
ぜひご参加いただきたいのですが、ノウハウをお話する会ではありません。
そうそうカンタンに、インタビューの羅針盤なんて見つかりません。知りたいのは私たちです。
だから正式なイベントタイトルは、
「インタビューの、(どこかにあるかも知れない幻の)羅針盤(を探す旅の途中なので、皆さんもご一緒に)」です。どうぞ、お申し込みください。
■イベント詳細
開催日時:2021年6月26日(土)20:00~21:30(交流会付き)
視聴方法:オンライン(ZOOM)
参加対象:インタビュー取材に興味のあるライターさん
参加費:500円(税込み)※見聞図書館メンバーは無料
◆プログラム
20:00~ インタビュー講座(30分)
20:30~ ディスカッション(30分)
21:00~ 交流会(30分、任意参加)
◆講師、ファシリテーター
浜田みか、本田もみじ
■参加方法
下記フォームよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2vJLvN2JWXw4BQTd4PfAyTEDPRaMDzTlPL8ot_MZlpH0djA/viewform
お支払いフォーム(お支払い期限:6月25日(金)昼12:00)
https://peraichi.com/landing_pages/view/momiji-pay
お申し込みフォームに入力いただいた情報と照合し、お支払いの確認が取れた方のみ開催前日までに、ご指定のメールアドレス宛にZOOMアドレスをお送りいたします。
■交流会について
別途費用はかかりません。
任意参加のため、途中退出していただくことも可能です。
■本イベントに関する問い合わせ先
見聞図書館・館長 浜田のTwitterDM:@Mika_Ham1977