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”勘”は信じてもいい【道をひらく 松下幸之助】

おはようございます。けんぼーいです。

GW明けの学校、仕事はいかがだったでしょうか。

連休明けはどうしても気分が乗らない人が多いと思います。

そんな時は、けんぼーいの noteでもみて、元気出してくれると嬉しいです。

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今日紹介する本は、パナソニックを一代で築き上げ、”経営の神様”という異名をもつ、松下幸之助さんの「道をひらく」です。

”1968年”に初版が出て、
今でも本屋さんに置いてある”大大ベストセラー”本です。

サッカー日本代表の長谷部誠さんが自身の著書「心を整える」でオススメの本として紹介していて、勉強になりそうと思い、購入しました。

ぼく実は”オススメの本”にはめっぽう弱いんですよね。
誰かがオススメしていると、ついつい買ってしまんですよ。

今、思いついたのですが、”みなさんのオススメ本”とか聞いてみたらおもしろいかも!なんて思いました。

責任をもって全部買います。もちろん。

まあまあ冗談はこの辺にして、
今回も一部ですが、松下幸之助さんの著書「道をひらく」で、ぼくが印象に残っている箇所を紹介していきたいと思います。

① 修練に修練を積み重ねたところから生まれた「カン」は科学にも勝る

カンというと、一般的には何となく非科学的で、あいまいなもののように思われるけれども、修練に修練をつみ重ねたところから生まれるカンというものは、科学でも及ばぬほどの正確性、適確性を持っているのである。

みなさんは「カン」についてどのような印象を持っているでしょうか。

「カン」って聞くと、
・当てずっぽ
・信じられない
・論理性に欠ける
など、様々な意見があるのではないかと思います。

しかし、ぼく自身、「カン」は意外と正しいものだと捉えています。

なぜなら、「カン」は”自分の経験のつみ重ね”だからです。

例えば、
新しいクラスになった時、
新しい職場になった時、
新しい環境になった時、
「はじめまして」の出会いがたくさんあります。

「この人とは仲良くなれそうだな~」
「正直、この人は苦手なタイプだな~」

など、初対面の相手を「カン」で”合う合わない”を何となく決めています。

さらにこれのすごいところが、その「カン」って”だいたい当たっている”ことが多くないですか?

おそらく、”過去にあった、たくさんの「はじめまして」の経験”からのつみ重ねで相手を判断して、”合うか合わないか”がわかるようになっているからだと思います。

「過去にこんな人と絡んできて、苦手だったから、今回もそうに違いない」

これぞ「カン」というもので、自分が意識していなくても、”体が覚えている”ということです。

だから、「カン」で判断することは、あながち間違っていないと感じました。

あくまで”最終兵器”として「カン」を持っておきましょう。

② 君子は日に三転す

一日に三度も考えが変わるということは、すなわちそれだけ新たなものを見出し、生み出しているからこそで、これこそ君子なりというわけである。
日に一転もしないようではいけないというのである。

これは人によって意見が分かれそうな言葉なのかと思います。

「コロコロ考えを変えると信用がなくなる」
「この世は万物流転。変わって当たり前だ」

など、何となく哲学っぽい感じですね。

ちなみにぼくはこの意見に”肯定的”です。

なぜなら、世の中は自分が想像する以上に、ものすごい早さで”変化している”からです。

ついこの間まで流行っていたものが、”いつの間にか廃れている”ことは、かなりあるのでないかと思います。

例えば、
・一発芸人さん
・タピオカなどの食べ物系
・ファッション
・流行語

年々新しいものが出てきては消え、出てきては消えを繰り返しています。

そして、流行りというのは怖く、流行りを作った側は、”一時の成功に囚われて”、そこに固持してしまうことがあります。

”変化することを恐れ”、今のままでいいと思っているところもあるのではないかと思います。

もちろん、一時でも成功したことはすごすぎるのですが、時代の流れは早すぎて、”もう限界だよ”なんてことは往々にしてあります。

なので、考え方を変化させることは大事で、
どんどん”新しいことを吸収”していくことが大事かなと思います。

絶対に”ぶれていけない芯”だけはもって、あとは”柔軟”に対応していきましょう。

一日に一転でもいいからしようと心に誓ったけんぼーいです。

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③ 悲嘆のなかから人生の深さを知る

ひろい世の中、長い人生、いつも心楽しいことばかりではない。
悲喚のなかから、人ははじめて人生の深さを知り、窮地に立って、はじめて世間の味わいを学びとることができるのである。

何か悲しいことがあったとき、
何か辛いことがあったとき、
何か悔しいことがあったとき、

「なんで自分だけこんな辛いことが起きるんだ」
「自分の人生、嫌なことばっかだ」
など、と考えてしまいます。

しかし、ぼくがそうなった際に行なっていることは、あえて”自分一人の時間を作ること”です。

コロナ禍のなか、世界的に見ても悲喚的な状況で、人と会えない時期が続き”一人で過ごす時間”が多くなりました。

そうなった際に、少しでも自分の”行動が変化”した、”考え方が変化”したという人がとても多い印象があります。

読書を始めてみたり、(けんぼーいは以前より増えた)
文章を書き始めたり、(けんぼーいは始めたぞ)
美容に興味をもったり(けんぼーい美に目覚める)

これはぼく自身のことですが、みなさんも少なからず変化したのではないでしょうか?

世界が悲喚し、
個人が悲喚し、
楽しくないことが起っていますが、”今まで気づけなかったようなこと”に気づけたこともありましたよね。

「人生まだまだやることがあるな」
「人生の深さ、広さを感じたな」

少なくともぼくは思いました。

人生は止まろうと思っても中々”止まれない”です。
”やりたいこと”がたくさんあったり、
”やらなければならないこと”もたくさんあるから。

しかし、コロナという”未曾有の事態”になり、
自分一人の時間が作りやすい環境にあります。

なので、”人生を一回止まって”考えてみるいい機会です。

必ず、見えてくるものがあります。必ず。

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今回の本紹介は以上になります。
みなさんいかがだったでしょうか。

いや~熱い本でしたね。
経営者の方は”バイタリティ”溢れていて、元気をもらいます。

ぼくのこの記事を読んで、
松下幸之助さんの本を読んでみたいと思ってくれたら嬉しいです。

天気がいいので、散歩してこようかな~

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2021年5月9日 けんぼーい


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