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共和国の大統領にならないためには

(中略)
 この運の悪い大統領という高官ときたら、朝から晩まで、雨が降ろうが風が吹こうが、除幕し、主催し、表彰などをもっぱらしている。

『出世をしない秘訣』ジャン=ポール・ラクロワ(椎名其二訳)

 この本にはフランスの大統領に間違ってもなってしまわないためにどうしたらいいかがちゃんと書いてあります。
 日本の総理大臣にしても、その他の政治家の方々にしても、おおよそこのように休む暇もなく何かをされているかと思います。
政治家が働くので官僚も暇なく働いていらっしゃるようで、どうも最近はなり手が減っているとか。
そして小学校の教師なんかも最近はあまり人気がないようで、募集しても定員割れなんてことがあるようです。
 バカ者の意見で恐縮ですが、小学校の先生なんかはもうちょっと定年後のおいちゃん・おばちゃんなんかにやってもらったらどうでしょうか?
無資格で。
 いまのように一方的に教師が生徒に教えるんじゃなくて、頼りない教師に生徒が教えてあげるようにすれば、ちょっとボヤっとしたじいちゃんばあちゃんすらも先生になれるかなと。
「え~、今日は分数をやります。7割る3は、、、え~っと、誰かわかる人、先生に教えてくれる?」
「キャベツの生産量が一番多い県はどこでしょうか? 先生は千葉県あたりかと思いますが、よくわからないからネットで調べて先生に教えてくれる?」
「この時間は何の教科だったっけ?? 先生に教えてくれる?」
「ここはどこですか? え、小学校?」
「わたしはだれですか? え、先生?」
「じゃなくて名前」

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