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抽象文学科
十五人の占い師がいた。一人が死んで十四人が残されたとき、彼らは衆議して、自分たちのなかから十五人目を選んだ。(132)
笑わば笑え。
わたしはこんな面白い問題を提供してくれるガレッティ先生が好きです。
この文章を真面目に、楽しく、自由に、大空に、大宇宙に、一輪の花に、一杯のコーヒーに、えっと。。
「さすがは占い師たち!」と称賛するか、
「十四人もの大人が集まってないやってんだ?」と軽蔑するか。
その他にもいろいろな批評ができることでしょうが、そうやって評論ばかりしていないで、ひとつこの文章で遊んでみませんか?
こういうのを抽象画ならぬ「抽象文(学)」というのではないでしょうか?
拝啓、最近志望者が減り気味の大学の営業ご担当者様、
ぜひ「抽象文学科」のご新設を。
すでにテキストはここにあります。