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Aであり、Bでもある

数年前のことだが、一人の大男がいた。首から下だけでも三フィート半はあった。
 生徒「たいして大きくはないようですが」
 ガレッティ「それというのも、やつは小人でもありましたから」
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『象は世界最大の昆虫である ガレッティ先生失言録』池内紀=編訳

 珍しく生徒が突っ込みを入れたシーンでございます。
 「小人でもありましたから」
 大男であり、小人でもある、とは。
 AであってBでもある。
 やっぱり科学や数学にはいくらでも発展する余地があるんですね。

金持ちでないし、貧乏人でもない、

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