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成功と失敗
それまで、ぼくでもやっぱり迷いつづけていた。自分はいったい何なのか、生きるということはどういうことか。
その時分、成功することが人生の目的であり、メリットであるように誰でもが思っていたし、そう教育された。だがそんなことに少しも価値があるとは思わない。といって失敗は当然また己を失う。
成功に価値はなく、失敗は己を失う。
まことに道というものはあるようでないような、ないようであるような。
道はまっすぐではなく、蛇行したり途切れたり上り下りがあったり穴があったり細すぎたり太すぎたりするものなのでしょうか。
いまでも当然のように「成功」することはメリットとされていると思います。ただ、なにが「成功」なのかは決まっていないのでしょうから、この言葉には気をつけないといけなさそうです。
気をつけて、失敗しましょう。己を失いましょう。