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自然の不思議と

 マキシミリアン一世は、つねづね、自分の頭上の王冠をわが目で見たいと念じてやまなかった。(234)

『象は世界最大の昆虫である ガレッティ先生失言録』池内紀=編訳

 これは多くの人の願いでもあると思います。
 「自分の頭上の王冠」を見たいということは、すなわち、「自分自身」を直に見てみたいということではないでしょうか。
 この世で一番身近な自分自身を直接見ることができないなんて。
 なんてこの世は不思議なんでしょう。
 やっぱり人間にできることなんてたいしたことじゃないんですかね。
自然に対して人間は無力ですが、人間のなかではこのひとすごいよ↓↓↓


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