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『リモートワーク』について改めて考えてみる

改めて「リモートワーク」について考えてます。
コロナの5類移行をきっかけに従来の出社前提での働き方に戻った企業も多いようですね。

これは正解だったのでしょうか?

リモートワークは通勤時間をなくし、毎日2、3時間ほども使える時間(可処分時間)を生み出すことができます。これは本当に大きく、毎日2時間とすると月に40時間、年にすると480時間にもなります。これだけの時間があれば、例えば中級資格試験の合格目安時間にもなってきます。簿記2級だとかFP2級だとか、行政書士などもスコープに入ってくるくらいです。
1つのイメージとして資格勉強を例にしてみましたが、資格の勉強をしなくても、何ならもう1つPJを回せてしまうくらいの時間にも十分なり得ます。
これだけの時間が今は通勤時間で毎日毎日消費されてるのです。これは個人だけでなく、日本の損失と言っていいと思います。そしてこれこそが落ち込んでる日本を立て直す力の1つになり得るのでは?と。

しかし、これまでの日本を作ってきた経営者(そして今の経営を舵取りしているのもまだまだ同じ時代を生きてきた旧タイプの経営者)の多くの舵取りによって、今起こっているのは「出社回帰」なのです。

果たしてこれは正解なのか?

管理する側の人間としては、出社前提で目の前に人がいることの方がコントロールしやすい側面も確かにあるでしょう。少なくとも出社して、定時まで席に居れば、周りからは仕事をしているように映るでしょう。管理する側も席にいることだけ確認していれば良いので誰でもできる簡単なお仕事です。アウトプットという本来すべき管理において実質、管理していなくても管理しているということになるのですから。

問題はここだと思います。

会社に居るだけで仕事をしていることになる見え方を変えないといけません。出社して、席にはいるが何をしているのか謎で生産性も上がらず、それでも年功序列によって一旦上がった賃金をもらい続けている人種をそのまま放置して背負い続けることはもはや今の日本の組織では苦しくなっています。
特にJTC(日本の伝統的な大企業)の多くで起こっているのがこの現象です。

では、どうすべきなのか?

リモートワークでもアウトプットの管理をしっかりできるように、管理能力を上げることで生産性を上げるのが1つの方法です。リモートワークにするとサボる人間がいるだとかどうだと言うよりも、しっかり管理・評価ができる人間と組織の育成が大事なのではないかなと思います。
そういうことも含めるとリモートワーク、私はやっぱりアリ派かな?
むしろリモートワークさせることをきっかけにして、しっかり管理・評価できる組織に変わっていくことが大事だなと思います。

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Mt
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