成長する人⇔しない人
「成長する人」と「成長しない人」の特徴の1つの話です。
何でもいいですが、少なくとも自分が仕事として扱う分野においてはプロだと言えますか?
できる人、つまり成長できた人は必ず「プロ」としての意識で仕事をしています。
実態として残業手当含め時間に対して対価を得ている人でもプロ意識で仕事をしている人とそうでない人とがいます。できる人はもちろんプロ意識で仕事をしてる人ですね。
では、プロとはどういうことか?
あなたはプロにどこまで求めますか?を考えるとわかりやすいです。
あなたは医者に手術をしてもらうことになりました。
ただ、その医者は高齢で最新の医学の進化?んー、まぁ、正直ちゃんとはわかってないですけど、まぁ、これまで何十年とやってきてるからね~、医師免許?そんなの大昔に取ってあるので資格あるから大丈夫!などとほざきやがられますお医者さまが担当。
そんな医者に手術をしてもらいたいですか?大事な命を預けられますか??
飛行機に乗りますよね?
最新の飛行機はほぼほぼオート運転ですね。操縦席には数えきれないくらいの操作機器がありますが、まぁ、緊急事態でもない限りその辺を使いこなすことはないので、大丈夫でしょ。
そんな機長の操縦する飛行機にあなたは乗りたいですか?
と、挙げれば切りがないですが、あなたは人にはプロであることを求めるわけですね。プロとしてその分野について100%理解しておけと求めるわけです。では、あなたも、あなたの仕事に対してプロとして100%の理解を求められてるということです。
プロとして求められることがわかったところで、100%理解しているか?を確認する方法について解説していきます。
見える形にすることが大事。
形にすることをしないで、頭の中で分かってます。というのはごまかしです。答えを後で聞いて、「そう思ってたんだよ」と言う人、それはウソですね。自分が言い訳できないところに自分を追い込むこと。これが本当に大事。追い込むと言うとしんどそうですが、癖になれば何もしんどくありません。物事を正しく理解するための当たり前の手順です。
まずはここができることがスタートラインです。ここに立てない人がこの後伸びることはありません。できないところをつぶしていくことでしかできるようにはなりませんから。
何年経っても成長しないまま、その場その場を何とかやり過ごすような生き方をあなたは一生やり続けたいですか?
『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』
そんな諺もありましたね。
まさにこの話です。
言葉にしてみる、資料に書き起こしてみる。これは理解度を深めるために非常に有効です。人間わかっていることは説明できます。ポイントはやはりこれです。人に説明するプレゼン資料を作り、プレゼンしてみるのです。
わざわざ毎回毎回、人につき合ってもらう必要はありませんが、聞いてくれる人はいなくてもプレゼンしてみるのです。声に出して話してみるのです。声に出して、が重要です。頭の中だけでしゃべっていても、実はそれだと少し曖昧で細かい部分は脳内で無意識に片付けてしまいます。なんとなく滞りなくわかった風に説明できたような気になります。気になるのです。
でも、これを実際に声に出して説明しようとしてみると、さっき頭の中ではスムーズに説明できたと思っていた部分で引っ掛かることがあります。そこがまだ理解の甘い部分ということです。この理解の甘い部分を潰していくことで全体の理解が深まります。
これを当たり前に続けてやり続けることがプロであり、成長する人なのです。