あなたがラーメン屋ならラーメンを出しなさい
求められてることをしっかりと理解して、相手が求めてることを返す
これがすべての基本です。
ラーメン屋さんに入ってきたお客さんはお寿司やステーキを求めていないのです。稀に、本当に稀にそういうものを出しても受け入れてくれることがあるかもしれませんが、それはたまたま気分が変わったか、よほどのいい人なのか、天才的にすごいレベルの料理を出せたかです。
そういう仕事をしていては結局のところ打率は上がりません。まずは相手が求めてることを確実に正しく理解して、それに対して答えを返すことです。
何が評価ポイントなのか?
ここを押さえておかないと、何をアピールすればいいかがわからないわけです。
ルールのわからないゲームで闇雲に戦っていても勝てる確率は上がりません。勝ったとしてもそれはたまたまのまぐれです。ルールを知らない者同士であれば勝つ確率は平等ですが、ルールをわかって戦略的に攻めてくる相手にはまずもって勝てないでしょう。
そして、ルールをわかってない相手とばかり戦うこともないというのが現実世界です。
このゲームでは何をすれば得点が高いのか?まずはここを押さえるのです。その上で初めて戦略を立てて取り組みます。思考の順番は以下のようになります。
何をどうアピールすればいいのか?
そのためにはどのようなアウトプットを出せばいいのか?
そしてそのアウトプットを出すためにはどのような検討をすればいいのか?
何事もダッシュして手を伸ばせばすぐに手が届くものばかりではありません。一歩ずつ前に進んで辿り着くゴールの方がむしろ多いです。
大抵のゴールは遠くにあるので、闇雲に手を伸ばしてもかすりもしません。進むべき方向をしっかりと見定めて進んでいくしかないのです。
そして、歩いて行くのか、車に乗るのか、飛行機に乗るのか、ゴールまでの距離とコスパも考えてどのような手段で行くのか、ここが戦略的に考えるポイントです。
求められてることをしっかりと理解して、相手が求めてることを返す
これが基本になります。
ラーメン屋さんにラーメンが食べたくて入ってくるお客さんには、やはり美味しいラーメンを食べてもらって満足してもらいましょう。