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日本的リーマン組織におけるキャリア戦略

1.与えられた仕事は嫌でもキッチリとやる

多くの人は基本的には誰でもここから始まります。一般的には新入社員ということですね。
お互いにまだ何がどれだけできるかもわからない状況で、その確認フェーズと位置付けておいてもいいかもしれません。しっかり確認(認識)してもらうためにはキッチリとやり遂げましょう。

2.成果を出して発言権を得る

嫌な仕事でもキッチリとやり、成果を出せば認められます。

認められるコツとしては、ただただ指示されたアウトプットを出すのではなく、取り掛かる前に指示者の要求を確認し、アウトプットに向けた進め方を共有(確認)します。
ここで進め方に対する自分なりの工夫など取り組み方を提案してみましょう。それが妥当であれば、そのまま進めれば良いし、他により良いやり方があれば逆にここで示してもらえます(できる指示者の場合)。ここでの工夫・取り組み方が的を得てればそこでポイントとなります。何よりも進め方を共有し、それを確実に実行することで実行力が評価されることにもなります。
ここの確認は指示者・作業者にとって本当にお互いのためになるので必須です。しかし、これやってない人が残念な人に本当に多いです。

3.得意なこと、やってて苦でない領域の仕事を進んでやる

キッチリ仕事をする人間だ、ということが認められると話を聞いてもらえるようになります。この下地ができれば、ここからがキャリアパスに対して積極的に動く分岐点となります。

では、何をするか?ですが、
得意な領域の仕事に進んで手を挙げて取りにいきます。
キッチリ仕事をすることが認められていれば、仕事を任せてもらえるようになります。やりたい仕事が転がっていれば手を挙げて取りに行きます。得意なことや、やってて苦でない仕事は精神的にもいいことが多いです。

4.得意領域で成果を出して周りに一目置かれる

得意領域は「得意」なわけなので、成果も出しやすくなります。
得意なことや楽しい仕事はついつい前のめりに、積極的に工夫もしながら取り組めます。そうすると自然と成果にもつながっていきます。
ただただアウトプットを出すことだけを見て仕事をするのと楽しみながら工夫して出したアウトプットではやはり違ってきますね。

そうして出した成果はしっかりと共有し、さらに認められましょう。
やったことはハッキリと発信することも大事な仕事です。

5.得意領域の仕事が集まってくる

得意領域が周知されれば、黙っていても得意領域の仕事が集まってくるようになります。組織としても得意な人に任せた方が成果も上がり効率的であればそれは1つの経営判断ですから。
ここまでくるとすでにいいサイクルに乗ったといっていいでしょう。

6.得意領域での実績が積み上がり希少価値がさらに高まる

得意領域の仕事が集まってくれば、それだけ経験値と情報が積み重なり、レベルが上がっていきます。そうするとますます仕事が集まってくることになります。そしてさらに経験値と情報が集まる・・という循環が生まれることになっていきます。
ここまでくれば他に追随されないほどに希少価値が高まり、その分野におけるポジションを確立できることになります。
成果を出している人はこうして成果の出しやすい得意領域の仕事を集める仕組みを整えて、集まってきた得意仕事を効率よく、そして楽しみながら仕事をして成果を出しているのです。
ここを意識的にできている人とそうでない人がやっぱりいますね。

あなたは戦略的に生きますか?
ただただ与えられた仕事をこなす社畜として生きていきますか?


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