見出し画像

質より量。失敗は多いほどよい

「質」と「量」。
よくどちらが大事かと比較になりますが、圧倒的に「量」です。
「質」は圧倒的な「量」のもとについてくるものです。

と、これくらいに考えておいた方がよいです。
もちろん、経験値が増えてくると、ある程度はじめから狙った「質」のアウトプットが出せるようにもなったりしますが、基本的にはそれも量という経験値からくるものなので結局同じことです。

質の低いアウトプットを出すと失敗するのでは?
と、思いますが、むしろ失敗した方がいいです。誰にも突っ込まれない無難なアウトプットをしていても評価が見えないので、圧倒的によいか、むしろ悪いか、どちらかの評価が次につながる経験値となります。
悪い評価は直すべきポイントがあるということなので、そこに気をつければよいわかりやすい経験値となります。逆によい評価は、なぜうまくいったのか?を自分でわかっていなければ再現性がありません。

失敗の原因はわかりやすいが、成功の要因はわかりにくい
という話がありますね。
失敗する原因はそれが1つでも当てはまれば、失敗につながるので特定しやすいのですが、成功するためには実はいくつもある分岐点をすべてクリアしていることが必要ということです。
1つ1つの分岐点が鎖でつながっているとすると、その1つでも切れていれば失敗。1つも切れていなければ成功。
こう考えると、成功のためには、「何ができればうまくいく」とは中々言えないことがわかるかと思います。
逆に「これをやると失敗」というのは簡単です。

少し話が逸れましたが、経験値として生きてくるのは「成功」よりもむしろ「失敗」なのです。
成功した経験は何がよかったのかが実は複雑に絡み合っていて再現性が難しいのですが、失敗した経験は「具体的に何をやって失敗した」というのが比較的わかりやすいことが多いです。
原因がわかっていれば、これを経験値として今後に活かせばよいわけです。

アウトプットもはじめから「質」の高いものを!と意気込む必要はありません。
タタキとして粗々のものでもまずはイメージを形にするところから始まります。とにかく形にしてみて、それを見てまた作り変えていくのです。
何もないところで思考をするのは中々に高度な技術なので、思考するためにアウトプットするというイメージです。
これも「質」より「量」です。そしてスピードが大事です。
圧倒的なスピードで圧倒的な量をアウトプットすれば、必然的に「質」は上がってきます。思考は可能性の高そうなところから少しぶっ飛んだ案まで幅を振った方がこれも質の向上につながります。そのためにもいろいろな案を検証するのです。
そうすることで必然的に「量」は増え、「質」が上がっていくのです。

さぁ、まずはとにかくアウトプットしましょう。

いつもサポートいただきありがとうございます! これからもあなたの代わりに役立つ記事を更新し続けていきます。 どうぞよろしくお願いします。