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『"非"マジメ』のススメ
日本人は真面目だと言われますね。
これはよくも悪くもそう言われます。
私も日本人のご多分に漏れず、非常に真面目なのですが、実は『"非"マジメ』でありたいと常々意識しています。
『真面目』であることは特に組織でやっていく上では非常に大事ですよね。与えられた役割を真面目にこなして成果を上げることは対価であるお金を得る上でも必須です。それが契約なのですから。
真面目さを測る評価軸を『真面目度』とすると、この評価を落としていったところにあるのが『"不"真面目』となります。辞書で調べてみても『真面目⇔不真面目』といった記述を見つけることができます。
ちなみに、『"不"真面目』に対しては私は否定派です。基本的にはマジメにやることをやるべきという考えに立っています。
場合によっては、不真面目で成果を上げられない人には組織を去ってもらうなども当たり前ですがあります。
この話の本質は、マジメにやるべきことをやった上で、『"非"マジメ』であることを意識的にやっていきたいという話です。
少し混乱してきてるかもしれませんが、
『"不"真面目』でなく『真面目』で、『"非"マジメ』である
ことを目指しているのです。
混乱を解くために、『"非"マジメ』について説明します。
『"非"マジメ』とは、真面目さを測る評価軸『真面目度』の軸線上に乗らない言葉になります。
『真面目度』という評価軸には乗っていませんが、言葉を少し言い換えると、『本流』か『傍流』かという軸線上での『傍流』と言ってもよいです。
ここでは、『本流』=『真面目』ですね。
少し具体の話を例にすると、
企業の『本流』にある課題は『真面目』に取組み、着実に成果を上げていくことを目指してやっていくべき仕事となります。
対して、『傍流』にある課題は今時点ではそれほど重要ではないかもしれませんが、未来の読めない時代において今はまだ健在化していないだけで大きなイノベーションを起こすものになるかもしれない仕事です。未来への投資と言ってもいいかもしれません。
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そういった未来への投資については、真面目にやったところで進むべき方向も見えていないものがほとんどなので、真面目は捨てて"非"マジメに面白いと思える方向へ向けて進んでみるということになります。このように真面目を捨てるという意味で"非"マジメなのです。
想像できる範囲で真面目にやるべきことだけをやっていては、まだまったくと言っていいほど見えていない未来を想像を超えて作っていくことなどできないわけです。
元来、非常に真面目な日本人であるから特に、意識的に『"非"マジメ』に取り組むということをやっていきたいですね。
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