未来は変えられないけど、過去は変えられる
タイトルの通りですが、これ、昔は逆だと思ってました。
過去はもう過ぎてしまったのだから、タイムマシンで過去に戻れでもしない限り変えることはできないと。
でも、タイムマシンなんてものはないわけで、過去を変えるなんてことはできないのです。逆に未来はこれからどの道を選択するかで変わっていくのだと。
これ、実は違います。
全くの逆で、変えられるのは未来ではなくて過去なのです。
選択肢はいろいろありますが、どれか1つに決めたなら、後はそれを正解にするしかなく、どっちを選んだからどうだとかは正直わかりようのないことなのです。
つまり、決めた選択肢を正解にするために未来をどう作っていくか、ということでしかないのです。未来については変えるも変えないもなく、作っていく未来それだけなのです。
対して、過去はすでに事実としては決まっているわけですが、その事象をどう解釈するかは自由です。
何か失敗したと思っても、失敗だったとして終わらせるのか、はたまたそのときの失敗は後の成功のために必要な経験値だったのだということにするのか。必要な経験値だったとした瞬間にそのときの失敗は失敗ではなく成功のための必要な経験だったということになります。
つまりは、理論的には失敗は存在しないとすら言えます。
すべての失敗だったと思える過去は経験値にしてしまえばいいのです。何事も諦めたらそこで終わりですが、諦めなければそれは失敗に終わりません。最初に思った通りでなくても、そこで何かを得ることができれば、それはもう失敗ではないのです。
ちなみに私は、
失敗というのは、同じ過ちを繰り返すこと
と定義しています。結果に対して何も学ばずに同じ過ちを繰り返していてはつまりそれを経験にできていないということになります。うまくいかなかったなぁ、ということは繰り返さないように、むしろどんな結果からでも次は1つでも2つでも改善できるように考えることが経験にするということです。
人は誰でも失敗はしたくないし、時には失敗に怯えるものですが、理論的には失敗は存在しないのです。
すべて経験に変えてやるという気持ちがあれば簡単に失敗はしません。自信を持って、どんどんチャレンジしてみてください。チャレンジの数だけ経験値が増えていくだけです。
こうして考えてみるとチャレンジしない手はありませんね。
どんどんチャレンジする、この一択です。