日本ダービー予想メモ(無料)

今週からCコース替わり。この前のBコースに変わったときと異なり内から外まできれいな馬場となっており、極端なトラックバイアスはないと考える。(ちょっと内枠有利くらい。)
例年のダービーのラップは中が緩みラストスパート勝負になりやすいため、早い上がりを使える馬が結果を出している。そのため基本的には時計で評価する。
デシエルトとビーアストニッシドがしっかり逃げ打って、前半60秒切るくらいのペースになる可能性も加味して、単純にロングスパート能力だけを見ないようにして予想していく。


印と見解

◎イクイノックス
東スポ杯を見て世代で一番強いと思った馬。五分にスタートを切って上がり3Fを33.5で駆けてきたアサヒを軽く交わして勝利したのが衝撃的だった。実際、上がり3F32.9、5F57.は非常に優秀な時計。ダービーで必要とされる能力と非常にマッチする。単に57.6を見るとジオグリフの新馬戦(57.3)の方が凄く見えるが、東スポ杯の前半5Fは60.3に対してジオグリフの新馬戦は62.9。イクイノックスの方が縦長の展開への対応力も加味してロングスパート能力が高いと考える。
皐月賞では最後脚が止まってジオグリフに差されてしまったが、
・皐月賞がメイチでない
・大外枠で早めに仕掛けざるを得なかった
・小回りコースで持ち味が出なかった
等の理由が考えられるので深刻視はしてない。ダービーではパフォーマンスを上げてくるはず。大外枠なのが少し気になるが、デシエルトとビーアストニッシドが縦長の展開を作れば上手く内々で回していけるはず。

○ダノンベルーガ
新馬戦が終わった時、「ダービー馬が出た」というコメントがチラホラ出た。というのも2000mの新馬戦を33.1以内に走れたのはワグネリアン(32.6)とディープインパクト(33.1)のダービー馬2頭しか居ないからである。実際、過去三走はダービー馬になるに相応しい馬だと強く思わせてくれる走りをしてくれており、皐月賞では、「昔の怪我で右コーナリングに不安を抱えてる」のに「荒れてる内側をラスト走った」のに関わらず4着。
調教もダービーをまさに取りに来たような内容を消化している。粗品の本命でも買わざるを得ない。(粗品の本命じゃなければ◎つけてた)

▲アスクビクターモア
4強と呼ばれる馬はすべて外枠に行き、熾烈なポジション争いをすると思われるので、割り込める余地がありそう。そこで注目したいのがこの馬。
皐月賞は外枠のトラックバイアスが強い状態だったが、1枠2番で粘り込んで掲示板内を確保。東京より中山の方が向いてただけかもしれないが、能力が4強に次ぐレベルで高いのは間違いない。
今回は内枠やや有利の馬場で2枠3番。新馬戦ではとんでもない上がり5Fを叩き出したジオグリフから0.3秒差の三着でロングスパートにも対応出来る。前走逃げれることも証明したので、ワンチャンあるとしたらこの馬。

△ジオグリフ
この馬の持ち味はなんと言っても新馬戦で5Fを57.3という時計で走破したこと。ロングスパート対決となる想定のダービーでは、この馬の持ち味が最大に発揮されると思う。
しかし、この馬のマイナスポイントが非常に気になってしまったので4番手評価。(ノド鳴り持ちであること、30度越えの気温の日に走ったことがないこと)

△ドウデュース
自分の感覚的には今回あまり来るイメージはない。しかし、皐月賞はポジション取りに失敗しても上がり最速で三着確保やハーツクライ産駒の距離延長などを考えると抑えざるを得ない。本質はマイラーだと思っているが、強いのでちゃんと抑える。

☆キラーアビリティ
この馬は小倉で11.8→10.8というバグってる加速ラップを刻んで一躍注目するようになった馬。加速力が高く、高速馬場も問題ない。
また、その時の2着はフローラと桜花賞で好走したパーソナルハイで、相手も決して弱くなかった。
また、新馬戦は能力的に圧勝して然るべきなのに5着になっており、結構ムラッ気のある馬だと思っている。皐月賞も原因不明で走らなくなっているので、前走大敗でも度外視出来る。
今回のダービーは割とタイトな流れになると思うので、60.1-60.5のホープフルでの経験も活きそう。下剋上出来うるポテンシャルの持ち主ということで☆を打つ。


買い目

三連複一等流し
18 - 3,12,13,15,16





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